科目名[英文名]
環境技術プロジェクトマネジメント   [Project Management of Environmental Technology]
区分 専門職学位課程科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 1060828
責任教員 [ローマ字表記]
寺田 昭彦   [TERADA Akihiko]
所属 工学府 研究室   メールアドレス

概要
-本講義では、環境問題や対策技術について紹介しつつ、その解決策に向けた方策・マネジメント方法を講義していきます。

-まずは、地球環境問題の概要・課題・対策技術についての知見を深めるとともに、定量的かつ俯瞰的に環境問題や対策技術についての議論出来るような素養を身につけることを到達目標とします。

-地球にある様々な問題、例えば、水環境汚染・土壌汚染・地球温暖化・化学物質のリスクなどに関して、講義を進めます。特に本講義では、これらの環境問題解決のための技術とマネジメントに焦点を当てます。
到達基準
1.地球規模・都市に存在する様々な環境問題を俯瞰的に観察し、問題点を抽出できるようになる。
2.環境問題に対する基本的な技術の作用原理について理解できる。
3.水・廃棄物・大気・化学物質のマネージメント方法について理解できる。

詳細は、履修案内のカリキュラムマップを参考にして下さい。
授業内容
第1回 概要-地球環境問題と持続可能性
第2回 環境問題を概観する:様々な公害を例として
第3回 環境基準と環境技術:水環境問題を例として
第4回 水の特性・水ビジネス・マネジメントについて
第5回 水処理プロセスの概要
第6回 排水処理プロセスの概要 
第7回 生物学的排水処理プロセスについて
第8回 プロジェクト学習1 排水の処理・再生
第9回 ライフサイクルアセスメント(LCA)
第10回 廃棄物問題と処理技術
第11回 プロジェクト学習2 LCAを用いた廃棄物処理管理
第12回 大気汚染と処理技術
第13回 化学物質とリスク
第14回 リスクマネジメント
第15回 プロジェクト学習3
履修条件・関連項目
授業時間30時間に加えて本学の標準時間数に準ずる予習・復習を行うこと。
テキスト・教科書
特に指定しません。
参考書
速度論 小宮山宏 著 朝倉書店
新訂 環境工学 岡田光正ら 著 NHK出版
環境工学入門 実教出版
図説 わかる環境工学 渡辺信久ら 著 学芸出版社
Wastewater Engineering 4th Edition Metcalf and Eddy McGraw Hill
グリーンMOT入門 信州大学グリーンMOT研究会
地域環境マネジメント入門 玄地ら 著 東京大学出版会
成績評価の方法
授業中に出すプロジェクト学習とレポートで評価します。
授業内での発言・参加度10%、レポート50%、グループ演習による発表
・貢献40%
教員から一言
21世紀の環境問題は、生活圏のみならず地球規模まで幅広く複雑です。エンジニアリング的な方法で内容を俯瞰し、適切な解決策を見つけ、マネジメントしていくことが重要になってきています。ともに学んでいきましょう。
キーワード
水環境・水処理・排水処理・廃棄物処理・化学物質のリスク・リスクマネジメント・環境基準
オフィスアワー
特に指定しませんが、メールにてコンタクトを取って下さい。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/03/10 22:24:33