科目名[英文名]
分子情報工学特論Ⅱ   [Advanced Molecular Information Engineering Ⅱ]
区分 後期課程科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 1080221
責任教員 [ローマ字表記]
WULED LENGGORO   [WULED Lenggoro]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
【注意】本授業はBASE学府内で行われる。登録の前に工学府の受講生は必ずLenggoro(a)に連絡すること。
【概要】化学工学分野では、化学反応が流体の流れ、熱、物質の移動という物理過程と共に進行する場合を対象とすることが多い。本講義では、移動現象(運動量、熱、物質の移動)と共に取り扱うべき化学反応場(反応移動現象)の考え方、取り扱い方を習得する。単成分系の運動量移動現象(流体力学)、多成分系の反応を伴う移動現象について解説し、種々の反応移動現象の解析手法を解説する。解析手法として、理論解析、数値解析がある。数値解析では実際にプログラムを作成する。
到達基準
1.Transport Phenomenaの3章を理解している
2.移動現象に関する学術用語の英語を把握している
3.多成分系の移動現象の取り扱い方を把握している。
4.多成分系反応移動現象の数値解析の基礎を理解している。
5.簡単な多成分系反応移動現象の数値解析を実行することができる。
授業内容
第1回 シラバス説明、
第2回 単成分系の流体力学(連続の式)
第3回 単成分系の流体力学(運動量方程式)
第4回 単成分系の流体力学(ニュートンの粘性法則、対流運動量輸送)
第5回  単成分系の流体力学(実質微分、ナビア・ストークス方程式)
第6回  単成分系の流体力学(ナビア・ストークス方程式の利用)
第7回  単成分系の流体力学(ナビア・ストークス方程式の無次元化)
第8回  中間試験
第9回  多成分系の反応移動現象(基礎)
第10回 多成分系の反応移動現象(基礎)
第11回 多成分系の反応移動現象(数値計算)
第12回 多成分系の反応移動現象(数値計算)
第13回 多成分系の反応移動現象(数値計算)
第14回 期末レポート(多成分系の反応移動現象)
第15回 期末レポート(多成分系の反応移動現象)の解説
履修条件・関連項目
学部の移動現象論を修得済みであることが望ましい。
テキスト・教科書
なし
参考書
反応系の流体力学 植田 利久 著 コロナ社
化学流体力学 平野 敏右、石塚 悟 共著 丸善
Bird, Stewart, Lightfoot, Transport Phenomena 2nd Edition (2002), Wiley
成績評価の方法
期末レポート、中間試験の合計が、60点以上を合格とする。
教員から一言
移動現象と化学反応の複合現象に対する基本的な考え方を修得してほしい。
キーワード
反応移動現象、化学流体力学、反応流、数学的解析、数値解析、プログラミング
オフィスアワー
メールにてアポをとってください。
備考1
この授業を登録する前に、nagatsu@cc.tuat.ac.jp, Lenggoro@cc.tuat.ac.jp 教員に連絡することを勧めます。
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/03/29 16:54:03