科目名[英文名]
電子線応用工学特論   [Selected Topics in Electron Beam Physics]
区分 後期課程科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 1080404
責任教員 [ローマ字表記]
箕田 弘喜   [MINODA Hiroki]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
この授業では、電子を用いた様々な物質の解析手法についてその原理とその手法から得られる情報について解説する科目で専攻の選択科目である。
前半では、準備として固体物理のうち、結晶の原子構造の種類や電子構造の理論的な考え方を復習。さらに、電子の発生方法、それに伴う電子源の種類を学ぶ。
後半では,電子を用いた分析手法の原理と、そこからわかる試料の情報について紹介する。
到達基準
電子を用いた固体材料の分析手法の原理について理解し、説明できる。
上記を使った研究に関わる論文での議論が理解できる。
授業内容
第1回:この授業の概要説明
第2回:固体物理の復習1(結晶の構造)
第3回:固体物理の復習2(電子構造1)
第4回:固体物理の復習3(電子構造2)
第5回:電子の発生と電子源、電子回折と構造解析1
第6回:電子回折と構造解析2
第7回:透過電子顕微鏡1
第8回:透過電子顕微鏡2
第9回:走査型電子顕微鏡
第9回:電子線エネルギー損失分光とX線分光
第10回:オージェ電子分光
第11回:光電子分光
第12回:逆高電子分光
第13回:走査型トンネル顕微鏡
第14回:走査トンネル分光
第15回:本講義のまとめ
履修条件・関連項目
専攻の選択科目である。
授業時間30 時間に加え、提示する講義資料を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
特になし。
必要に応じて、プリントを配布する。
参考書
表面物性高額ハンドブック
現代表面科学シリーズ「表面科学の基礎」ほか
成績評価の方法
レポート課題により理解状況を確認して成績評価する。
教員から一言
キーワード
電子回折、電子顕微鏡法、電子分光法
オフィスアワー
随時受け付けます。あらかじめ連絡をしてください。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2019/03/12 8:31:05