科目名[英文名] | |||||
フロンティア機械システム特論Ⅳ [The Frontier Mechanical System Ⅳ] | |||||
区分 | 共通科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 1080707 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
高見 創, 松井 元英, 瀧上 唯夫, 鈴木 浩明, 岩本 薫 [TAKAMI Hajime, MATSUI Motohide, TAKIGAMI Tadao, SUZUKI Hiroaki, IWAMOTO Kaoru] | |||||
所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
機械システムの代表例のひとつである鉄道について、車両のダイナミクス、トライボロジー、空気力学、人間工学の4分野で現在抱える技術的課題とその解決のための研究開発について紹介する。講義は4人の教員が交代で行うオムニバス形式で実施する。学外活動として、鉄道総合技術研究所等の鉄道関連施設を見学する。 |
到達基準 |
・鉄道に関する車両のダイナミクス、トライボロジー、空気力学、人間工学の4分野の概要を理解できている。 ・未来の鉄道について、講義内容の理解に基づいた発想で自分の意見を述べることができる。 |
授業内容 |
・車両のダイナミクスでは、鉄道車両の構造や機能を解説する。とくに、乗り心地や安全性に影響の大きい振動問題を重点的に扱う。(講義回数3) ・トライボロジーでは、鉄道システムを構成する「車輪/レール」、「ブレーキ」、「架線/パンタグラフ(集電系)」、「駆動装置」などの主要な機械システムについて、「トライボロジー」と「材料」の観点から説明する。(講義回数4) ・空気力学では、列車がトンネル外およびトンネル内を走行する際の空気力学に関する現象および研究開発について説明する。(講義回数3) ・人間工学では、車両の快適性や乗客の安全性向上に関わる研究開発について解説する。(講義回数1) ・鉄道総合技術研究所等の鉄道関連施設を見学する。実物車両や研究の最前線を見学することにより鉄道システムの理解を深める。(講義3回分に相当) ・期末テスト。これまでの講義を基に未来の鉄道システム(課題「25年後の鉄道システムを提案する」)について自分の考えをレポート(A4用紙1枚、表裏2ページ)にまとめる。そして授業中に10分〜20分程度の発表および質疑応答を行う。各発表では受講者全員でその内容について議論を行う。 |
履修条件・関連項目 |
特になし |
テキスト・教科書 |
プリントを配布する |
参考書 |
特になし |
成績評価の方法 |
レポート(70%)・発表(30%) |
教員から一言 |
鉄道は様々な分野の技術から構成されるシステムです。本講義では、車両のダイナミクス、トライボロジー、空気力学、人間工学の4分野の研究開発について主に解説します。さらに、それらを基に未来の鉄道について受講者の皆さんと考えていきます。 |
キーワード |
鉄道、ダイナミクス、トライボロジー、空気力学、人間工学 |
オフィスアワー |
質問は随時メールで受け付けます。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 https://www.rtri.or.jp/index_J.html |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/06/03 13:43:17 |