科目名[英文名]
特別計画研究   [Applied Chemistry: Special Research Planning]
区分 共通科目  選択必修   単位数 6 
対象学科等   対象年次   開講時期 通年 
授業形態 通年  時間割番号 1082334
責任教員 [ローマ字表記]
熊谷 義直   [KUMAGAI Yoshinao]
所属 工学部 研究室 1N-101  メールアドレス

概要
【目的】本科目は研究・技術開発を主体的に進める能力の育成に資するもので、博士後期課程で複数年かけて履修することが想定されている。博士後期課程修了後、社会に出てから研究・開発を遂行する際には、事前に既往の研究・技術開発の例を徹底的に調査した上で、目標を設定する。さらに、目標の実現に当たって想定される問題点や課題を抽出し、それらを解決するための方策を考案しながら、プロジェクト案を精緻なものに練り上げていく。こうした企画立案が可能なことは、自立した研究者として活躍するために重要なことであり、そのための仮想プロセスを早期に体験することが本科目の目的である。
【概要】研究プロジェクトの企画立案ならびに周辺領域の調査を行い、必要となるであろう実験等の手法や既知の部分から推定される結果を誘導し、総合的な判断から実現の可能性を論じていく。そのため、本来の指導教員以外の教員が主査となって、学生と相談の上、自身の研究テーマとは異なる一つの課題を設定する。この課題に関して多面的な検討を行い、研究プロジェクトを練り上げる。提案内容に関する口頭発表を行い、討論を経て、最終的に報告書として取りまとめる。
到達基準
自身の研究テーマとは異なる分野の研究プロジェクトを企画立案し、実行可能と判断できるレベルまで提案を練り上げ、発表、討論を経て、報告書としてまとめることができる。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 履修案内のカリキュラムマップを参照すること。
授業内容
本科目を履修する学生は、まず主査となる教員を決め、主査の名前で履修登録を行う。原則として主査とよく相談して学生自身の研究テーマとは異なる研究課題を設定する。設定された課題に基づく研究プロジェクトを立案するために、まず既往の研究・技術開発の例に関して徹底的に文献調査を行い、研究プロジェクトの基本構想を立てる。必要となるであろう実験等の手法や既知の部分から推定される結果を誘導するとともに、想定される問題点や課題を抽出し、それらを解決するための方策を考案しながら、多面的な検討を行い研究プロジェクト案を作成する。提案内容がまとまったら、主査及び副査2名の参加のもとで口頭発表を行い、討論を行う。その結果を踏まえて、さらに提案を練り上げ、最終的に報告書としてまとめる。
履修条件・関連項目
本科目は共通科目に区分され、必修科目である。
履修内容は少なくとも本学の標準時間数と同等以上のものが必要であり、指導教員の指示に従うこと。
テキスト・教科書
適宜指示する
参考書
適宜指示する
成績評価の方法
口頭発表および報告書の内容から総合的に評価する。
教員から一言
博士論文の研究テーマは必ずしも学生自身が最初から構想・立案したものとは限りませんが、社会では研究・開発プロジェクトを企画立案する能力が求められます。そのための仮想プロセスを体験できる貴重な機会です。他分野の教員から全く異なる観点からのアドバイスを受けることで、視野が拡がるものと期待しています。
キーワード
研究プロジェクト提案
オフィスアワー
教員により異なるので各自で確認すること
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2019/03/23 17:08:41