科目名[英文名] | |||||
電子情報工学特別セミナーⅡ [Electronic and Information Engineering: Advanced Seminar Ⅱ] | |||||
区分 | 後期課程科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 通年 | 時間割番号 | 1085106 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
久保 若奈 [KUBO Wakana] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本セミナーでは、電気電子材料、材料物性、光電子デバイス、微細加工、にかかわる分野の学習および研究を行います。 光の屈折・反射・吸収・散乱などの特性を任意で操作し、光電子デバイスや光機能性材料の高効率化・高機能化を実現する研究を実施します。具体的には、可視・近赤外光域で共鳴するプラズモニック・メタマテリアルを利用します。そのため、電磁気学などの知識も必要となります。制御した光学特性を、光電子デバイス、または機能性材料へ適用し、従来のデバイス・材料の特性を超越する、新規光機能性デバイス及び材料の開発を目指しています。電子線リソグラフィー法やナノインプリント法など、さまざまな加工・計測技術を駆使して、これらの実現を図っています。 これらの研究を通し、電子デバイスに関する幅広い知見を得ると共に、研究の実施能力を養います。 本科目は、実務経験のある教員による授業科目である。担当教員は実社会において技術開発に直接関わっており、授業では、実社会における実例を題材として分析、議論、演習を行います。 |
到達基準 |
履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
週1回、研究室において研究ミーティングを行います。各自が行った研究内容を、スライドにまとめ、発表します。研究ミーティングでは、一人1回かならず質問し、その質問に適切に解答するスキルを養います。 他に、週1回、論文輪講を行います。輪講課題は、国際一流誌に掲載されている論文や総説を選択します。各自、担当になった箇所の英文を音読し、和訳を述べます。必要に応じて他の参加者の理解が深まる様に、詳しい説明を行います。これらを通して、光学、光電子デバイス、電気電子材料工学などの学問を学習します。 また、必要に応じて個別ディスカッションを適宜行っています。自分の言葉で研究を説明し、また議論を重ねることで、研究の方向性をより強く認識することができます。 |
履修条件・関連項目 |
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
プラズモニクス 岡本隆之著 光メタマテリアル 田中拓男著 アクティブプラズモニクス 岡本隆之他著 |
成績評価の方法 |
教員から一言 |
基礎学力を身に付けるために、一つ一つの課題を地道に積み重ねる研究プログラムを用意しています。具体的なプログラムの一つは研究ミーティングおよび個別ディスカッションです。さらに、研究口頭発表・誌上発表のために、考えること、書くこと、それを話して相手に伝えること、これらのすべてのスキルの底上げをする課題も用意しています。研究要旨の執筆、研究発表、研究交流会への参加、ミーティング資料のチェックなどを通して、コミュニケーション能力の養成も行います。 当研究室では、基礎学力を向上させる様々なプログラムを用意しています。その目的は全て、学生の成長を促すためです。プログラムを実行するのは大変で、非常に地道な努力を積み重ね続けなければなりません。しかしながら、これらのプログラムを実施した学生は必ず成長する、と信じています。真の学力を身に付けるにおいて、これまでの成績は関係ありません。大切なのは、成長したい、という強い意欲です。意欲を持った方に参加頂きたいと思っています。 |
キーワード |
オフィスアワー |
月曜随時 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
http://web.tuat.ac.jp/~kubolab/top.htm |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
英語 |
更新日付 |
2019/03/14 13:31:11 |