科目名[英文名] | |||||
サステイナビリティ研究基礎A [Foundations of Sustainability Research A] | |||||
区分 | 後期課程科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 1810101 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
香取 浩子 [KATORI Hiroko] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本科目は、第1部の講義と演習(第1〜16回)と第2部のワークショップ演習(第17〜23回)から構成される。 第1部の講義では、特に理系学生の国際センスの醸成に力点を置き、普遍的かつ実践的学識を基盤とする国際感覚と倫理観(国際的センス)の修得を主な目標に据える。演習では、講義内容に関するディスカッション、さらに文系、理系の学生が協働で主体的に学ぶ異分野交流ディベートを通じて基礎的な学識の理解を深める。 第2部のワークショップ演習では、特定のテーマに関して、実装に重きを置いた、総合的視点からファシリテーション、プロジェクトベースドラーニング(PBL)による演習を行う。この演習では、専門が異なる学生から編成されるチーム単位で、学生が主体的に特定テーマの現状の把握や課題解決に向けた構想、実現可能性のある方策を検討する。 講義は英語で行い、演習、セミナー、実習においては、学生の理解度に合わせ、英語と日本語を併用する。この併用は日本語を解さない学生に不利益を与えないことを条件とする。 |
到達基準 |
到達基準 本科目では以下を到達基準とする。 1. サステイナビリティという概念に体現されている「持続可能な開発目標(SDGs)」に係る国際社会の要請と、SDGs を支える基本的な正義の観念や倫理観について理解できる 2. 国際社会の現場で求められる論理的かつ多元的思考の基盤となる国際感覚(国際的センス)について理解し、説明できる 3. 国際開発戦略/計画を立案・実施する際に基本となる普遍的かつ実践的な学識を修得する 4. エビデンス・ベースの問題発見・解決能力を身につけ、実践できる 5. 現代国際社会が抱える諸問題を理論的かつ実践的に理解する 6. 多様な文化や価値観を尊重しつつ、諸課題に対する改善策を提案できる柔軟かつ複眼的な構想力やプレゼンテーショ技法を身につけて、実践できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
第1部 (講義と演習) (1) 共同サステイナビリティ専攻における学びと研究 ・「本共同専攻で求められるSDGsの理解」武内進一 ・「本共同専攻で取り組まれる研究の射程と実例」千年篤 (2) SDGsに関わる諸問題のプロブレマテッィクス ・「近代世界システムとSDGs」中山智香子 ・「人権保障と国際社会」李孝徳 (3) SDGsに関わる開発のプロブレマテッィクス ・「開発の歴史」千年篤 ・「開発支援の実例」野村義宏 (4) SDGsに関わる開発のプロブレマテッィクス(続)と国際社会のルールと倫理 ・「環境問題と防災研究」山本佳世子 ・「標準化と知的財産権」江藤学 第2部(ワークショップ演習) (5) 本共同専攻主催のシンポジウムに参加(3日間) ・チーム単位での特定テーマに関する検討 (6) チーム単位での報告会の準備と報告 |
履修条件・関連項目 |
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
World Bank. World Development Report, 各年次版。 UNDP, Human Development Report, 各年次版, ほか各回の授業で配布/紹介する |
成績評価の方法 |
レポート60%、平常点(受講状況、報告内容等)40% |
教員から一言 |
キーワード |
サステイナビリティ研究、持続可能な開発目標(SDGs) |
オフィスアワー |
随時受付可。メールで問い合わせのこと。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
英語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/04/06 5:40:20 |