科目名[英文名]
グローバル特論Ⅲ(共通)   [Global Special Semianr III(Common)]
区分   選択必修   単位数 0.5 
対象学科等   対象年次   開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 96017
責任教員 [ローマ字表記]
横田 信三(宇)   [YOKOTA Shinsoh]
所属 連合農学研究科 研究室   メールアドレス

概要
1. 「樹木におけるプロテオミクス及びメタボロミクスに関する研究」
2. 「プロテオミクス」は、生物のゲノム情報によって生合成されるタンパク質の網羅的解析に関する研究分野である。「メタボロミクス」は、生物体内で生合成されたタンパク質(殆どが酵素)によって生合成または分解された代謝産物の網羅的解析に関する研究分野である。プロテオミクス及びメタボロミクスに関する研究は、ポスト・ゲノミクス研究として世界中で活発に行われており、それらの研究は、医学及び薬学の分野において特に進展している。対照的に、植物にけるこれらの研究はやや遅れており、特に樹木に関するものは非常に遅れている。 しかしながら、樹木におけるこれらの研究は、樹病の分野で着実に進められている。
3. 本講義では、次のトピックを取り上げる。即ち、プロテオミクスとメタボロミクスの基本概念、プロテオミクスとメタボロミクスにおける機器分析法、植物におけるプロテオミクスとメタボロミクスに関する研究、及び樹木におけるプロテオミクスとメタボロミクスに関する研究である。
到達基準
樹木におけるプロテオミクスとメタボロミクスに関する研究の傾向を理解すること。
授業内容
講義1: 植物におけるゲノム解読及びポスト・ゲノミクス
講義2: プロテオミクスとメタボロミクスの概要
講義3: プロテオミクスとメタボロミクスにおける質量分析法及び核磁気共鳴分光法
講義4: 植物におけるプロテオミクスとメタボロミクスに関する研究例
履修条件・関連項目
生化学、分子生物学、及び機器分析に関して、ある程度の知識があることが望ましい。
テキスト・教科書
資料は講義で配付する。
参考書
成績評価の方法
講義終了後に提出されたレポートによって評価する。
教員から一言
本講義によって、皆さんがプロテオミクスとメタボロミクスに興味を持って頂けることを期待します。
キーワード
ゲノミクス、トランスクリプトミクス、フェノミクス、バイオインフォマティクス
オフィスアワー
木曜日16時以降
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
英語
語学学習科目
更新日付
2020/01/31 11:42:41