科目名[英文名]
植物制御科学特論   [Advanced Plant Regulation Science]
区分   選択必修   単位数 0.5 
対象学科等   対象年次   開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 96134
責任教員 [ローマ字表記]
鈴木 義人(茨)   [SUZUKI Yoshihito]
所属 連合農学研究科 研究室   メールアドレス

概要
植物ホルモンの多様な生理機能とその制御機構解明に向けた研究:初期の研究から最近の話題まで

一言で「植物ホルモンの研究」と言っても,それらの存在が認識され,単離,構造決定された初期の研究から始まり,生合成経路の確定や生合成の制御機構の解明,情報伝達機構の解明など,基礎研究だけを取り上げても様々な過程があります。また,それぞれの研究で使われてきた研究アプローチも様々であり,技術の進歩や各研究者の工夫によって時代と共に変遷してきました。さらに,基礎研究で得られた知見は応用,実践研究へと発展して来ています。この講義では,各時代の植物ホルモン研究における目的や考え方,用いられてきた研究アプローチ,実際に明らかになってきた研究成果など,様々な側面から整理し,全体像を外観する部分と,いくつかの内容を具体的に詳しく解説する部分とに分けて話をする予定です。例えば研究アプローチに関しては,精製,構造決定,分析などの化学的手法に対して,変異体を活用した遺伝学的手法,さらには分子生物学,生化学など,研究の進展に有効に活かされた様々な研究手法を紹介します。また,研究成果としては,最近の話題をいくつか取り上げると共に,植物ホルモンに関連した担当教員(鈴木)の研究も参考として紹介します。
 
到達基準
植物における植物ホルモンの役割を知ると共に,それらの研究が過去から現在に亘りどのように発展して来たかを理解する。
授業内容
1.植物ホルモンの基礎
2.植物ホルモンの生合成研究
3.植物ホルモンの作用機構研究
4.植物ホルモンの研究例
履修条件・関連項目
特になし
テキスト・教科書
特になし
参考書
新しい植物ホルモンの科学 第3版 (講談社)
成績評価の方法
レポート提出による。 
教員から一言
植物ホルモン研究の発展の歴史を振り返りながら,手法や成果,現状など,様々な側面を切り口として整理をしたいと思っています。
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2019/02/25 15:00:05