科目名[英文名] | |||||
Advanced Biology [Advanced Biology] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 4学期 | |
授業形態 | 4学期 | 時間割番号 | SP70000005 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
安村 友紀 [YASUMURA Yuki] | |||||
所属 | グローバル教育院 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
生物学基礎と応用技術の授業の中で、英語の知識と科学の知識を実践的に運用することが求められ、教養教育における発展的内容を含む展開科目として位置づける。授業では細胞の生命活動、生命エネルギーの獲得と利用、ならびに遺伝情報伝達と利用の生物学的仕組みを分子レベルで解説する。そして、それぞれの現象が、日常生活を支える産業や先端技術、医学に応用されている実例を学び、そのメカニズムを理解する。本科目は、講義のほか対話形式による授業や演習、学生によるプレゼンを取り入れている。 |
到達基準 |
1. 細胞や分子レベルで生命活動を理解し、近代のバイオテクノロジーや分子生物学の応用技術の発展に関する知識を身につける。 2. 生物、化学、医学、獣医学に関係したトピックについて英語で理解し、自身の興味を持つトピックについて英語で説明できる。 主な目標(科目別目標一覧対応): コミュニケーション◎、プレゼンテーション◯、科学技術系学識◎ |
授業内容 |
第1回 生命体のエネルギー源としての糖と脂質。生命エネルギーの獲得 第2回 タンパク質と酵素。酵素を用いた産業技術 第3回 無気呼吸と発酵のしくみ。バイオ技術への応用(食品、バイオエタノール) 第4回 有気呼吸とATP合成酵素。生命の進化を考える。 第5回 光合成。光エネルギーから化学エネルギーへの変換、エネルギーの貯蔵のしくみ 第6回 光合成の産業利用(植物の二次代謝、バイオプラスチック、植物製薬) 第7回 細胞組織:健康な状態と病気の状態におけるオルガネラの構造と機能。 そしてそれに関連する最先端技術 第8回 細胞組織:健康な状態と病気の状態におけるオルガネラの構造と機能。 そしてそれに関連する最先端技術 第9回 健康な状態と病気の状態における細胞シグナル伝達、シグナリング伝播経路の複雑さを解明するために使用された伝統的および新規の方法 第10回 細胞分裂と増殖、細胞分裂と生殖:正常な細胞におけるこれらプロセスの仕組みと、がん細胞などの異常な細胞における病気の仕組み 第11回 遺伝情報の保存、複製、および修復:正常な細胞におけるこれらプロセスの仕組みと、がん細胞や老化において病気が起こる仕組み 第12回 遺伝情報による蛋白質の合成:正常細胞における仕組みと、バイオテクノロジーにおける応用、あるいは、薬剤の開発等の医学における応用 第13回 遺伝情報による蛋白質の合成:正常細胞における仕組みと、バイオテクノロジーにおける応用、あるいは、薬剤の開発等の医学における応用 第14回 指定されたトピックについての学生発表 第15回 まとめ 試験 |
履修条件・関連項目 |
留学生との合同授業になります。 授業時間30時間と発表準備時間4時間程度に加え、Moodleから閲覧が可能な講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
各授業で講師が作成した資料を配布 |
参考書 |
Campbell & Reece “Biology” 10th ed. Albert et al. “Molecular Biology of the Cell” |
成績評価の方法 |
最終試験の評価(80%)、授業への参加度や発表の評価(20%)を含めた平常点を用いて判断する。なお、最終試験を受けるには8割以上の出席が条件となる。 |
教員から一言 |
キーワード |
細胞、細胞小器官、生体分子、エネルギー代謝、光合成、遺伝子、タンパク質合成 |
オフィスアワー |
授業前後に質問を受け付けます。メールでも質問や面談の設定に対応します。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
英語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/12/25 11:16:05 |