科目名[英文名]
博物館概論   [Introduction to Museum Studies]
区分 博物館科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 2学期 
授業形態 2学期  時間割番号 W0202
責任教員 [ローマ字表記]
齋藤 有里加   [SAITO Yurika]
所属 工学府 研究室   メールアドレス

概要
本科目は、3項目のテーマに分けて講義を行う。
テーマⅠ:博物館とは
博物館の目的や分類、定義について学習を行う。また博物館関連法規について学習することで博物館の仕組みを理解する。
テーマⅡ:博物館史
国内および欧米の博物館史について学習する。特に我が国の明治期以降の博物館設立に関連する流れについては十分に学習を行う。日本の近代史と博物館設立の関係についての理解を深める。
テーマⅢ:博物館各論
学芸員論や常設展・企画展の意義、美術館と博物館の相違、博物館研究論などの各論について深く掘り下げた講義を行う。また、地域と博物館や博物館に関わる諸問題を取り上げ、これからの博物館はどうあるべきかを考察する。
講義では具体例や事象を多く取り上げ、スライドや映像を多用する。担当教員による積極的な調査によって、常に新しい事象を受講生に与える。基本的な理論と具体例を有機的に結びつけることにより、受講生の理解を深める。
到達基準
本科目では、博物館の歴史的背景、目的と機能、組織、学芸員の職務内容等に関して網羅的に学習する。また、現代社会における博物館の在り方に関して、社会教育や学校教育との連携、生涯学習の場としての博物館について概説し、今後の博物館・美術館の在り方について考える。
博物館学芸員を希望する学生に対し、博物館に関する基礎的知識を修得し、他の各論科目への導入とすることが本科目の目標である。
授業内容
第1回 講義 第1回 学芸員とは
第2回 講義 第2回 博物館とはなにか
第3回 講義 第3回 博物館の歴史1
第4回 講義 第4回 博物館の歴史 2
第5回 講義 第5回 博物館関連法規
第6回 講義 第6回 資料の収集と管理
第7回 講義 第7回 博物館における研究
第8回 講義 第8回 博物館の展示
第9回 講義 第9回 博物館の教育・普及活動
第10回 講義 第10回 生涯学習と博物館
第11回 講義 第11回 博物館におけるデータベース構築
第12回 講義 第12回 博物館の運営・広報
第13回 講義 第13回 博物館とサイエンスコミュニケーション
第14回 講義 第14回 博物館と地域社会
第15回 講義 第15回 博物館の国際的動向
履修条件・関連項目
集中講義の中で学外見学を予定しています。
テキスト・教科書
新博物館学教科書 博物館学I  大堀哲 水嶋英治 学文社
参考書
改定新版 博物館概論 吉田憲司 一般財団法人方向大学教育振興会
成績評価の方法
授業参加度70%授業終了後のミニッツペーパー30%
教員から一言
普段からなるべく多くの博物館に足を運んでください。普段は行かない分野の博物館に行くことでも、意外な発見があります。
授業期間に博物館見学に行きます。それを元にディスカッションを行います。
キーワード
博物館 歴史 資料 展示 標本 学芸員
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2020/02/01 14:08:10