科目名[英文名] | |||||
博物館展示論 [Theory of Museum Exhibition] | |||||
区分 | 博物館科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 2学期 | |
授業形態 | 2学期 | 時間割番号 | W0206 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
齋藤 有里加, 遠藤 康一 [SAITO Yurika] | |||||
所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
博物館展示の歴史と意義、展示事業のプロセスを学ぶと共に、各種展示・解説の手法について事例紹介を交えながら、その特徴について理解を深める。また、会場の動線や身体的心理的要因との関係など、展示製作の際の基礎的知識を学習する。 |
到達基準 |
博物館において、展示はもっとも重要な機能の一つである。同時に学芸員のみならず、展示業者やボランティア、来館者にいたるまで、もっとも多様な人間が関わる場でもある。展示の歴史や展示製作のプロセス、展示の諸形態などに関する理論および方法に関する知識・技術を習得し、博物館の展示機能に関する基礎的能力を養う。 |
授業内容 |
第 1回 博物館と展示1 展示の目的と意義、展示の歴史と現在 第 2回 博物館と展示2 展示空間、展示の多様性 第 3回 展示のプロセス1 展示の企画とマネジメント:フレームづくり 第 4回 展示のプロセス2 展示設計と実施・運営:実体化 第 5回 展示の構成・手法1 展示のストーリーと資料配列 第 6回 展示の構成・手法2 展示要素、空間とコミュニケーション 第 7回 展示の構成・手法3 博物館ごと、博物館種別ごとの展示の特徴 第 8回 展示と空間のレイアウト・デザイン1 博物館の空間構成と展示 第 9回 展示と空間のレイアウト・デザイン2 展示場の動線計画、視線計画 第10回 展示空間デザイン演習1 第11回 展示空間デザイン演習2 第12回 平面デザイン演習1 第13回 平面デザイン演習2 第14回 展示の展開1 展示の新しい技術と可能性 第15回 展示の展開2 展示と地域社会 |
履修条件・関連項目 |
特になし |
テキスト・教科書 |
参考書 |
「展示論 ? 博物館の展示をつくる」(日本展示学会,2010年):現代的な博物館展示を網羅的に紹介する無二の書籍.執筆者は博物館から展示作成企業,デザイナーまで幅広い. 「ノンデザイナーズ・デザインブック」(Robin Williams, 2016年(第4版)):コミュニケーションとしてのデザインを念頭に,4つの基本原則から平面デザイン技術を紹介. |
成績評価の方法 |
デザイン演習(40%),レポート(20 %),授業参加度ディスカッションへの参加(40 %)から総合的に判断. |
教員から一言 |
展示は総合的な社会技術といえます。展示の目的とストーリーを組み立て、様々な技術を用いて展示空間を形づくり、それらをマネジメントすることによってひとや社会とのコミュニケーションをデザインするための思考、および基本的な技術の修得を目指します。 |
キーワード |
博物館,展示,空間,科学コミュニケーション |
オフィスアワー |
メール連絡のうえ,アポイントを取ること. |
備考1 |
デザイン演習では、イラストレーター、パワーポイント、Keynote等の、描写やレイアウト作業が可能なアプリケーションがインストールされたPCを持参してください。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2020/02/21 17:22:50 |