科目名[英文名] | |||||
農学部特別講義Ⅱ(農工協働科目) [Special Lecture on Agriculture Ⅱ(Agriculture-Engineering Interdiciplinary Crass)] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 2学期 | |
授業形態 | 2学期 | 時間割番号 | 01AG7104a | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
安村 友紀 [YASUMURA Yuki] | |||||
所属 | グローバル教育院 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
2015年に国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の達成には、農学や工学の分野を跨いだ研究と協働が不可欠である。本科目では、SDGsの達成に資する研究プロジェクトの事例から、農学、工学の融合分野における取り組みについての知識を得る。そのうえで、農学部、工学部の学生からなる協働グループを設定し、SDGsの実現に向けて「自分たちなら農工協働で何ができるか」について提案をまとめる。この授業を通して、融合研究の意義や研究展開の多様性、知の創造についての意識を拡げることを目的とする。さらに、学生自身が将来の研究活動を見据えてどのような学びやスキルが必要となるかを考え、3年次以降の学術活動の動機付けとなることを目指す。 本科目は、教養科目グローバル展開科目群に含まれ、1、2年次の教養科目や専門基礎科目から得た多様な学術分野の知識を実践的に活用する機会を提供する科目として位置付けられる。 |
到達基準 |
1)農学、工学研究の実例から融合研究の意義を学び、それぞれの分野の知識の活用について説明できる。 2)分野の異なる学生と協働して課題解決に資する融合研究テーマを提案する中で、それぞれの分野の強みと融合による新規性を説明することができる。 主な目標:リーダーシップ・調整能力〇、知の開拓能力◎、コミュニケーション〇、課題探求・問題解決〇 |
授業内容 |
1回目【9/17(木)2限】: ガイダンスと本科目の目的。学際研究の意義や必要とされるスキルなど。 2回目【9/17(木)3限】: 農学研究院教員からの講義:「持続可能な害虫防除と益虫生産に向けた農工融合アプローチ」鈴木丈詞先生 3回目【9/17(木)4限】: 工学研究院教員からの講義:「微生物による土壌、地下水汚染の浄化」養王田正文先生 4回目【9/18(金)2限】: 農工融合研究についての講義:「データ駆動型農業の可能性と限界」澁澤栄先生 5回目【9/18(金)3限】: 振り返りのグループ学習。 6回目【9/18(金)4限】: SDGsに資する農工融合研究のアイディア出し。 7回目【9/23(水)3限】: 農工協働グループによる、課題解決に資する融合研究の提案を作成 8回目【9/23(木)3限】: 農工融合研究の提案発表。 |
履修条件・関連項目 |
授業時間16時間とグループ活動に必要な調査や発表準備などの授業外学習に加え、配布資料を使って本学の標準時間数に準ずる予習・復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
決まったテキストは設定せず、講師が作成した教材を配布する。 |
参考書 |
成績評価の方法 |
? 参加度(30%): 全授業回を通じて授業内での発言やディスカッションへの貢献 ? 小レポート (30%): 農工融合研究の中で生かされるそれぞれの分野の知識や技術と、融合させることで創り出される新規性についてのレポート。 ? グループ演習(40%):グループ活動への貢献度と発表内容 |
教員から一言 |
キーワード |
農工融合、SDGs |
オフィスアワー |
授業前後の休み時間に質問等を受け付ける。責任教員への質問は、メールまたは面談(メールによる事前連絡が必要)を受け付ける |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2020/05/29 19:53:00 |