科目名[英文名] | |||||
FS実験実習 [Practical Training on Field Science] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 2学期 | |
授業形態 | 2学期 | 時間割番号 | 01ag2006 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
本林 隆, 吉田 智弘 [MOTOBAYASHI Takashi, YOSHIDA Tomohiro] | |||||
所属 | 農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
【目的】食料生産と環境に関する問題を解決するためには、森林-里山-農地-住居地域における人間活動と環境との相互作用を、生態系の中で位置づけながら総合的にとらえ、よりよい人間活動と環境とのかかわり方を具体的に見出していく必要がある。本実験実習は、人間活動と生態系との関係を自然科学の視点から理解することを目的とする。 【概要】FSセンターの各FMを使いながら「フィールドを感じる・知る・伝える」をテーマにフィールドでの調査や活動の楽しさ、大変さを体験、理解する。 履修ガイダンス:Google Classroom [クラスコード o7dgecm ]に資料を載せました。問い合わせ時間を下記の日時に設けました。クラスルームにあるGoogle Meetのリンクから入ってきてください。 4月11日(木)12:15〜12:45 (1講24教室) |
到達基準 |
人間活動と生態系との関係を自然科学の視点から理解し、それを自らの言葉で他者に伝えることができる。 グループでのレポート作成が多いので、データの収集やその集計での議論や発表では自発的な学習姿勢がとれる。 |
授業内容 |
FSセンターのFM(フィールドミュージアム)を利用して、以下の7つのコースに別れて実験実習を行います。合計4日間以上の内容を履修してください。なお、各コースとも履修者数の上限を40名とします。 1)環境教育実習Ⅰ・Ⅱ FM府中(2号館多目的教室) 担当:佐藤(敬) ・2日間 08/31(月)、09/01(火) ・2日間で環境教育の体験と実践、環境教育の指導者としてのスキルを身に着ける。実習修了者は、アメリカの森林環境教育であるProject Learning Tree(PLT)の資格を得る。 1日目の内容:アイスブレイクの目的と方法、協同学習の手法、PLTのアクティビティ 2日目の内容:PLTのアクティビティ、PLTの指導法と指導実践 PLTのテキスト・資格登録に5000円。 2)森林毎木調査・森林環境調査 FM多摩丘陵(東京都八王子市堀之内1528) 担当:吉田(智)、岩井 ・2日間 09/17(木)、09/18(金)、日帰り、交通費必要 ・現場で樹木位置図の作成や森林バイオマス調査、環境調査などを行うことで森林の生態や環境について学ぶ。 ・現地集合・現地解散。最寄り駅は京王線平山城址公園駅(http://web.tuat.ac.jp/~fscenter/FM-tama_access.html) 3)大気環境実習 FM多摩丘陵 担当:松田 ・1日間 09/10(木)、交通費必要 ・PM2.5などの大気汚染物質の測定実習とFM多摩丘陵の大気観測設備の見学を行い、 大気環境に関する理解を深める。実習内容をレポートにまとめる。 ・現地集合・現地解散。 4)果樹の栽培管理と加工 FM津久井(神奈川県相模原市緑区長竹3730) 担当:伴 ・1日間 08/18(火)、交通費必要 ・ブルーベリーを対象にして、樹の栽培管理方法を学び、収穫する。果実のジャム加工を通じて,基本的な食品加工技術を習得する。 ・原則、現地集合・現地解散だが、参加人数が少ない場合は大学から自動車に乗り合いが 可能。最寄り駅は神奈川中央交通・清正光入口バス停、徒歩15分程度。 5)作物の生産量の計量・推定 FM府中 担当:本林 ・1日間 09/16(水) ・水稲あるいはダイズの生産量(収量)の計量方法、推定方法についての実習を行う。 6)乳牛管理 FM府中 担当:杉村 ・1日間 09/14(月) ・飼養管理および牛舎の環境整備等を行う。 7)里山の環境と生物相 FM府中 担当:鈴木、佐藤(俊)、小山 ・1日間 09/11(金) ・午前中にFM府中の環境の異なる複数の場所でアリを採集する。午後は第一講義棟の生物実験室で保全生態学の視点からアリ群集の分析を行ってレポートにまとめる。 |
履修条件・関連項目 |
受講希望者は履修ガイダンスに出席し、各コースの期間と内容を理解したうえで履修登録してください。ただし、実習の内容と日程は台風など天候によっても変更する場合があります。 |
テキスト・教科書 |
全体を通しての指定はない。配付資料が適宜ある。 |
参考書 |
全体を通しての指定はない。興味を持った領域については、適切な書籍を担当教員に尋ねるとよい。 |
成績評価の方法 |
7割以上の出席を単位取得の条件とする。そのうえでレポートにより成績評価を行う。 レポートはコースごとに課し,担当教員が評価する。 |
教員から一言 |
フィールドサイエンスの楽しさ、奥深さを感じてほしい。 |
キーワード |
オフィスアワー |
実習全体については、本林(takarice@cc.tuat.ac.jp)宛てにEメールで相談するか、アポイントメントを取って下さい。 |
備考1 |
注意事項 ①安全対策 農学部・農学府の安全マニュアル、特に「30.FSセンターにおける実験・実習の安全」を事前に通覧すること。 全コースにおいて、防暑対策(帽子などの日よけ、水分補給など)を各自で行うこと。 ②バス利用当日の集合 実習当日、やむをえず遅刻または欠席する場合、必ず事前にFSセンター事務室(042-367-5812)と各コース担当教員まで連絡すること。 ③その他の注意事項 各コース決定後、担当教員から指示があります。 |
備考2 |
参照ホームページ |
http://web.tuat.ac.jp/~fscenter/index.html |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2020/06/09 15:42:38 |