科目名[英文名]
分析化学   [Analytical Chemistry]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01bn2010
責任教員 [ローマ字表記]
桐野 文良   [KIRINO Fumiyoshi]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
 化学は分析に始まり分析に終わると言われるくらい分析化学は最も基礎的な科目である。
【概要】本講義では分析化学を学ぶ意義を述べ、分析値の扱い方をはじめに溶液内化学平衡反応を中心に、定性分析、定量分析を紹介する。講義では知識より考え方を身に付けていただきたい。
【目標】分析を行うときの基本的な姿勢を身につけ、分析結果を解釈できることが本講義の目標である。
到達基準
分析化学は実用の学問として講義を進める。その本質を理解して自ら必要に応じて分析の計画を立案し、実行できることが最終目標である。その中で、15回の講義を通して分析化学の考え方を学んでいくので、それが身についていることが修了要件となる。そのためには講義への出席を重視する。講義では、毎回、その日のまとめを書いてもらう小レポートを課し、コメントを付けて返却する双方向の講義を心掛ける。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
[第1回] 分析化学とは? その意義と必要性   
[第2回] 分析値の扱い方(教pp18-27)      
[第3,4回] 定性分析の基礎(教pp28-39)     
[第5回] 溶液の濃度計算方法(教pp43-45)         
[第6回] 溶液内化学平衡(教pp40-43,45-52)   
[第7回] 電解質溶液(教pp52-57)        
[第8回] 酸塩基平衡Ⅰ(教pp58-66)
[第9回] 酸塩基平衡Ⅱ(教pp66-73)
[第10回] 酸塩基平衡Ⅲ(教pp73-86)
[第11回] 酸塩基滴定Ⅰ(教pp115-129)
[第12回] 酸塩基滴定Ⅱ(教pp129-141)
[第13回] 分離操作(教pp168-174)
     キレート滴定(教pp157-167)
[第14回] 酸化還元滴定(教pp145-157)
[第15回] 講義のまとめ、期末試験
履修条件・関連項目
高等学校化学Ⅰ・Ⅱなど基礎的な化学を理解していること
予習や復習を行い、本学の標準時間数に準ずる学習時間を確保すること
テキスト・教科書
 教科書:黒田六郎、杉谷嘉則、渋川雅美著 分析化学 裳華房
参考書
Pecsok,Shields,Cairns,McWilliam著 荒木峻、鈴木繁喬訳 分析化学 東京化学同人
成績評価の方法
評価は、各回の小レポート(100点)、テスト(200点)の300点満点とする。尚、中間テストは行わない。
教員から一言
学ぶことは新たな発見につながるので、学ぶ喜びをともに享受したいと思います。
キーワード
分析化学、定性分析、定量分析、化学平衡、滴定、溶液内平衡
オフィスアワー
講義終了後あるいはメール(fkirino@[アットマーク]fa.geidai.ac.jp)にて
備考1
【新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。】
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2020/05/19 13:15:03