科目名[英文名]
農学基礎ゼミ   [Basic Seminar of Agricultural Science]
区分 教養科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 12  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01fy100205
責任教員 [ローマ字表記]
新井 祥穂   [ARAI Sachiho]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
1年次学生を対象として、担当する教員が用意した特定のテーマについて少人数で行うゼミ形式の授業です。大学入学までの教育で学んできた主として受動的な知識の蓄積型学習方法から脱却し、大学において自らが問題意識をもち、自主的に勉学する方法を身につけるとともに、その中で文章読解力、作成力、表現力やコミュニケーション能力の育成も目指していきます。
また、学科を越えた農学部教員と交流しながら、大学生としての自覚や人格の形成、さらに社会人として活躍するうえでの基本的なマナーなどについても学ぶことを期待します。
到達基準
・自らが問題意識をもち、自主的に勉学する方法が身についたか。

本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください.
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
マルクスとエンゲルスによる農業関連の論考(短編)の輪読を行います.これらの論考は,現代農業の社会科学的分析においても重要な視角を提供するものです.

1.イギリス穀物法の歴史(エンゲルス)
2.ロシアにおける農民解放について(マルクス)
3.イギリス農業労働者のストライキ(エンゲルス)
4.土地国有について(マルクス)
5.アメリカの食料と土地問題(エンゲルス)
6.プロイセン農民の歴史(エンゲルス)
7.フランスおよびドイツにおける農民問題(エンゲルス)

本を批判的に読み周りの人と議論することは,大学生時代に許された
有意義な時間の過ごし方の一つと考えます.
そして古典や名著の思考や論理性に触れることは,大学生時代のみならず,今後の人生の大きな糧となるでしょう.

履修条件・関連項目
自学科の教員が担当しているゼミは履修できません。
履修希望調査をもとにクラス編成を行います。編成後に決定したゼミを履修すること。

予習・復習を,本学の標準時間数に準じて行うこと.

テキスト・教科書
マルクス,エンゲルス著,大内 力編訳『農業論集』岩波文庫.
テキストはこちらで用意し配布します.
参考書
成績評価の方法
単位認定は、演習の場での報告・討論への参加状況(積極性,発言内容)により総合的に評価する。欠席3回は不可。各人1回は必ず報告すること。
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/09/28 10:41:48