科目名[英文名]
農学基礎ゼミ   [Basic Seminar of Agricultural Science]
区分 教養科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 12  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01fy100217
責任教員 [ローマ字表記]
野村 義宏   [NOMURA Yoshihiro]
所属 農学部附属硬蛋白質利用研究施設 研究室 硬蛋研-105室  メールアドレス

概要
知の開拓と自主的な学びへの意識の醸成を目的とした大学導入科目と位置付け、内容に応じて学部、学科、少人数ゼミのクラスなど、様々な授業形態をとります。本科目は、2部から構成されます。

第一部:全学共通プログラム
大学を知り、大学でいかに学ぶかを考えます。本学の理念・歴史と共に、研究活動に関する理解を深め、学びへの意欲を増進すると共に、大学生活をデザインする意義を理解することを目的としています。

第二部:学部独自プログラム「日本食文化について考える」
和食は、ユネスコ無形文化遺産に認定されており、一汁三菜を基本としている。
和食を通して、日本の食文化を考える。
履修生が日本の食文化に関してテーマを決め、20分で発表し、その内容に関して質疑を行う。
到達基準
1) 大学での学びを理解し、自身の大学生活を俯瞰的に設計できる。
2)自ら発案し、自分の考えを正確に聴衆に理解してもらえるようにする。
参加者との質疑応答が可能になる。日本の食文化を理解する。

主な目標(科目別目標一覧対応):
自主性・自律性◯、リーダーシップ/調整能力◯、知の開拓能力◎、プレゼンテーション◯、課題探求、問題解決◎、教養倫理◯
授業内容
第一部:全学共通プログラム
第1回 大学を知る(I)
    大学の歴史の概略。学長、農学部長、工学部長の講話:「農工大で挑戦してほしいこと」など
第2回 大学を知る(II)
    学科長の講話:学科紹介
第3回 大学で学ぶ
     (前半)高校と大学での学びの違い。将来を見据えて長期的かつ計画的に授業履修や留学などを考え、
     大学生活を俯瞰的に設計することについて。
     (後半)アイデンティティの確立と学生生活について:青年期のこころの発達。
第4回 本学の社会的取り組み
     (前半)エネルギー教育地球温暖化と温室効果ガス排出。CO2排出削減を目指す本学の取り組み。
     (後半)プラスチック廃棄削減に向けた本学の取り組み「プラスチック削減5Rキャンパス」。
     次世代人材育成を目指した課題解決策を導く教育・研究活動。
第5回 研究倫理
     研究者の行動規範と研究不正について概説する。引用、盗用、剽窃について考える。

第二部:学部独自プログラム
第6回 初回は和食の紹介を行うが、2回目以降は、担当を決めた順に発表を行い、討議形式で講義を進める。
履修条件・関連項目
全学共通プログラム:授業時間10時間に加え、本学の標準時間数に準ずる学習時間を使って授業内容を振り返り、今後の大学生活の設計や履修計画をたてること。
学部独自プログラム:1回分の内容は90分講義2回分以上となる。通常の授業の15週分以上の内容を含む。
授業時間及び事前事後学習により合計180時間の学習を必要とする。
テキスト・教科書
全学共通プログラム: 必要に応じて授業内で資料や教材を配布します。
学部独自プログラム: 特にない
参考書
全学共通プログラム: 
・アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門 (慶應義塾大学出版会) 佐藤望(編著)、湯川武、横山千晶、近藤明彦
・思考を鍛える大学の学び入門ー論理的な考え方・書き方からキャリアデザインまで(慶應義塾大学出版会)井下千以子

学部独自プログラム:

特にない
成績評価の方法
全学共通プログラム(25%分): 毎回提示される記述の課題を総合的に判断します。
学部独自プログラム(75%分):基本的には、自ら発案し、自分の考える日本食を紹介し、参加者と討議してもらう。その過程(予習、発表内容、討議内容)を成績の判断とする。
教員から一言
全学共通プログラム: 各担当教員から授業内に案内があります。
学部独自プログラム: 自分で考え、実行できるよう頑張ってください。
キーワード
全学共通プログラム: 問いを立てる 自律学習 学部独自プログラム:和食 日本の習慣 食文化
オフィスアワー
水曜日 昼休み
備考1
備考2
参照ホームページ
http://www.collagen-institute.jp/leather/lesson/index.html
開講言語
日本語
語学学習科目
英語
更新日付
2020/03/27 11:38:25