科目名[英文名] | |||||
農学基礎ゼミ [Basic Seminar of Agricultural Science] | |||||
区分 | 教養科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~2 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01fy100241 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
谷口 隆秀 [TANIGUCHI Takahide] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
知の開拓と自主的な学びへの意識の醸成を目的とした大学導入科目と位置付け、内容に応じて学部、学科、少人数ゼミのクラスなど、様々な授業形態をとります。本科目は、2部から構成されます。 第一部:全学共通プログラム 大学を知り、大学でいかに学ぶかを考えます。本学の理念・歴史と共に、研究活動に関する理解を深め、学びへの意欲を増進すると共に、大学生活をデザインする意義を理解することを目的としています。 第二部:学部独自プログラム まず、講義・討論形式で生物を構成する細胞について概観する。映像教材なども活用し、また実際に様々な細胞や微生物、身近に存在する微生物や小さな多細胞生物などを観察して、各自 様々な観点から生命や細胞について考察する。次いで、生命と細胞(特に各人が興味を持った生き物に関して)をテーマとして、様々な視点から情報を収集・整理して一人20分程度の発表を行う。 |
到達基準 |
概要 知の開拓と自主的な学びへの意識の醸成を目的とした大学導入科目と位置付け、内容に応じて学部、学科、少人数ゼミのクラスなど、様々な授業形態をとります。本科目は、2部から構成されます。 第一部:全学共通プログラム 大学を知り、大学でいかに学ぶかを考えます。本学の理念・歴史と共に、研究活動に関する理解を深め、学びへの意欲を増進すると共に、大学生活をデザインする意義を理解することを目的としています。 第二部:学部独自プログラム 実際に身近に存在する小さな生物を採取・観察し、生命についてもう一度考える機会を持つ。興味を持った生物に関して詳しく調べ、パワーポイントなどのソフトウエアを用いて他の学生(聴衆)興味を引くプレゼンテーションにまとめるスキルを身につける事を目標とする。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: (農学部の場合)本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
第一部:全学共通プログラム 第1回 大学を知る(I) 大学の歴史の概略。学長、農学部長、工学部長の講話:「農工大で挑戦してほしいこと」など 第2回 大学を知る(II) 学科長の講話:学科紹介 第3回 大学で学ぶ (前半)高校と大学での学びの違い。将来を見据えて長期的かつ計画的に授業履修や留学などを考え、 大学生活を俯瞰的に設計することについて。 (後半)アイデンティティの確立と学生生活について:青年期のこころの発達。 第4回 本学の社会的取り組み (前半)エネルギー教育地球温暖化と温室効果ガス排出。CO2排出削減を目指す本学の取り組み。 (後半)プラスチック廃棄削減に向けた本学の取り組み「プラスチック削減5Rキャンパス」。 次世代人材育成を目指した課題解決策を導く教育・研究活動。 第5回 研究倫理 研究者の行動規範と研究不正について概説する。引用、盗用、剽窃について考える。 第二部:学部独自プログラム 本ゼミでは、まず細胞と生物とその構成単位である細胞について講義・討論し、実際にいくつかの細菌や細胞を培養・染色・観察する。また、身近に存在する微小な多細胞生物を採集・観察しながら、「生命とは何か? 細胞とはどのようなものなのか?」について学び、考えていきます。 後半は、各自が興味を持った様々な種類の細胞が関わる生命現象について調べて発表し、質疑応答を通して理解を深めていきます。 第6回 細胞と生命体に関する講義と討論 第7回 細胞とは(細菌の培養と観察) 第8回 細胞とは(細菌の観察と討論) 第9回 細胞とは(正常な動物細胞とウイルスに感染した動物細胞の観察) 第10回 身近の微小生物を採集・観察 第11回 身近の微小生物を観察・討論 第12回 総合討論とプレゼンテーションについての説明 第13回 プレゼンテーション・ディスカッション1 第14回 プレゼンテーション・ディスカッション2 第15回 プレゼンテーション・ディスカッション3、まとめ |
履修条件・関連項目 |
全学共通プログラム:授業時間10時間に加え、本学の標準時間数に準ずる学習時間を使って授業内容を振り返り、今後の大学生活の設計や履修計画をたてること。 学部独自プログラム:自学科のゼミは履修できません。 |
テキスト・教科書 |
全学共通プログラム: 必要に応じて授業内で資料や教材を配布します。 学部独自プログラム:特にありません。各自が関連する資料(成書)を図書館などで自ら探し出してください。 本ゼミには、自分のPCを持参してください(特に第12〜15回ではPCが必須です:パワーポイントは本学が契約しているものをインストール可能です)。 |
参考書 |
全学共通プログラム: ・アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門 (慶應義塾大学出版会) 佐藤望(編著)、湯川武、横山千晶、近藤明彦 ・思考を鍛える大学の学び入門ー論理的な考え方・書き方からキャリアデザインまで(慶應義塾大学出版会)井下千以子 学部独自プログラム: 必要に応じて紹介します。 |
成績評価の方法 |
全学共通プログラム(25%分):毎回提示される記述の課題を総合的に判断します。 学部独自プログラム(75%分):発表内容や受講状況などを総合的に評価します。(成績評価を受けるためにはゼミの出席率が70%以上であること。 が必要です。) |
教員から一言 |
キーワード |
全学共通プログラム: 問いを立てる 自律学習 ・ 学部独自プログラム:細胞, 微生物、生命 |
オフィスアワー |
全学共通プログラム:各担当教員から授業内に案内があります。 学部独自プログラム:事前にメールで連絡しアポイントを取ること。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2020/05/01 18:35:37 |