科目名[英文名]
Introduction to Charcoal Application   [Introduction to Charcoal Application]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01ia1010
責任教員 [ローマ字表記]
及川 洋征, 山田 祐彰   [OIKAWA Yosei, YAMADA Masaaki]
所属 農学府 研究室 2N-403  メールアドレス

概要
本科目は、学部共通専門科目のなかの国際農学科目の一つであり、AIMS交換留学生向けの科目としても同時開講しています。(ただし今年度は新型コロナウイルスのため交換留学生が来日できないため、AIMS科目としては開講しません。)
<概要>炭やき(バイオマス炭化)の基本的な理論の学習と野外実習の機会を提供する。参加者は、竹や農産廃物からバイオ炭をつくる方法を学び、母国の農業開発・環境保全に活用するための様々なアイディアを共有・交換する。
到達基準
1) 炭やきの基本的な理論と技術について理解できる。
2) 母国の農業・環境の改善に向けた炭の利用について意見交換できる。

ディプロマポリシーの観点については、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
2020年10月3日(土)相模原市長竹・FM津久井での実習(9:00〜12:30)
1. 農産廃物と農村地域のバイオマスにはどのようなものがあるか
2. 穴やき法による竹炭・桑剪定枝炭づくり
3. ドラム缶窯および岩手窯の構造と作業行程について
4. もみ殻/おが屑バイオ炭づくり
5. 減煙・無煙炭やきへの課題

2020年10月10日(土)10:00〜12:30頃 府中キャンパスでの座学=対面の予定ですがオンラインにも対応します。
6. (講義) ベトナムにおける農工大チャコールプロジェクト
7-8. (討論・報告) 農村開発や環境保全活動のなかでどのように炭を活用できるか。
履修条件・関連項目
SPICA登録期間よりも先に開講するため事前登録が必要です。遅くとも9月25日までにGoogle Classroom クラスコード yig3ns3 に登録し、合わせて及川(ft9253@go.tuat.ac.jp)までメールでお知らせください。
府中キャンパスからの往復交通費(電車・バス)約2,000円は自己負担です。昼食持参ください。実習・講義ではノートを取り、課題レポート作成のために活用すること。
授業時間 16時間に加え、参考書や講義資料を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
特に使用しない。Google Classroom クラスコード yig3ns3 に資料を掲載予定です。
参考書
FAO. 1987. Simple Technologies for Charcoal Making. Food and Agriculture Organization of the United Nations, Rome. http://www.fao.org/docrep/x5328e/x5328e00.HTM
M. Ogawa and Y. Okimori (2010) Pioneering works in biochar research, Japan. Australian Journal of Soil Research 48(7) 489-500 http://www.publish.csiro.au/sr/Fulltext/SR10006

International Biochar Initiative
https://biochar-international.org/
成績評価の方法
実習および演習におけるリアクションペーパー(60 %)、レポート課題 (40 %)
教員から一言
実習では、暑さ・寒さ、埃(雨天の場合は雨水・泥)、ヤマビル、煙に対応できる服装(着替え)を準備してください。交通費(府中駅から往復2,000円程度)のほか、昼食・飲み物も持参ください。
キーワード
バイオ炭、地域バイオマス、有機農業、適正技術
オフィスアワー
14:00〜18:00
備考1
実習を行う土曜は6時50分に府中駅改札か、橋本駅北口バス停2番に7時50分にご参集ください。
備考2
新型コロナウイルス感染拡大状況によっては、10月3日・10日ともにオンライン開講に変更するかもしれません。
参照ホームページ
開講言語
英語
語学学習科目
更新日付
2020/09/04 12:36:46