科目名[英文名]
数理統計学   [Mathematical Statistics]
区分		選択必修		単位数	2
対象学科等		対象年次	2～	開講時期	3学期
授業形態	3学期	時間割番号	01ma2005c
責任教員 [ローマ字表記]
吉田 央   [YOSHIDA Hiroshi]
所属	農学部	研究室		メールアドレス

概要

数理統計学とは与えられたデータの特性を数学的に記述したり、少数の標本から母集団の性質を推定することを目的とする学問である。本講義ではまず統計学の基本概念である平均、分散、確率分布などを学び、そして母集団の性質と標本データの間のつながりについて考察を行う。そのうえで各種の確率分布を用いた区間推定、仮説検定の考え方を学習し、基本的な推測統計の手法を理解することを目標とする。

到達基準

(1) 統計学の標準的な用語や記法を理解しその意味を説明できる。 (2) 与えられたデータの平均や標準偏差を計算することができる。 (3) 正規分布やｔ分布を用いて標本データから母集団の平均を推定することができる。 (4) 正規分布を用いて初歩的な仮説検定を行うことができる。

授業内容

第１回（１０月５日）データの整理 第２回（１０月１２日）確率の基礎 第３回（１０月１９日）統計量とその特性値 第４回（１０月２６日）単純な母集団からの標本 第５回（１１月２日）単純な母集団に関する推定 第６回（１１月９日）推定量の性質、大数の法則 第７回（１１月１６日）統計的検定の考え方 第８回（１１月２３日）統計的検定の実例 第９回（１１月３０日）適合度の検定 第１０回（１２月７日）連続型母集団 第１１回（１２月１４日）正規分布する母集団に関する推定 第１２回（１２月２１日）正規分布する母集団に関する検定 第１３回（１月１８日）ランダム化比較試験（ＲＣＴ）と独立性の検定 第１４回（１月２５日）予備日（休講にはなりません） 第１５回（２月１日）試験

履修条件・関連項目

線形代数学、微分積分学を学んでいることが望ましい。

テキスト・教科書

プリントを配布する。

参考書

成績評価の方法

試験による。

教員から一言

キーワード

オフィスアワー

授業後または事前にアポイントをとってください

備考１

備考２

参照ホームページ

開講言語

日本語

語学学習科目

更新日付

2020/09/12 3:11:31