科目名[英文名]
International Cooperation of Science and Technology   [International Cooperation of Science and Technology]
区分 教養科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 12  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01md1004
責任教員 [ローマ字表記]
川端 良子   [KAWABATA Yoshiko]
所属 農学府 研究室 2-223  メールアドレス

概要
本科目の目的は、国際協力に関する諸問題を分析するための方法を習得することにあります。人類は社会的な活動を行う生物の1種である。科学技術の進歩により人、自然と共生していくことが難しくなってきました。これまで人類の発展に使用してきた科学技術を持続可能な発展を目指すために利用していくことが必要です。そこで、まず、過去の公害、環境汚染の歴史を学び、どのように克服してきたか市民活動との観点を交えて学習ます。さらに、海外で問題となっている環境問題や貧困問題、女性の自立化支援を日本の技術協力、草の根協力によりどのように軽減できるかについて学びます。またグループワークで議論することにより、自ら積極的に問題解決の方法を模索し、国際協力について考える機会を持ちます。これらの授業から持続可能な発展を目指すために重要なことは何かを学び分析する力をつけていきます。この授業はグローバル展開科目群のMultidisciplinary Coursesの1科目として英語で行います。
到達基準
世界全体の自然環境や、環境問題に関する知識を持ち、その特徴を理解し、課題を認識できるようになります。グループワークにより、国際協力とSGDsとの関係について具体的に学び、応用できるようになります。ディプロポリシーの基準についてはhttps://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/を参照してください。
授業内容
1. 授業オリエンテーション
2. 水質汚染の原因について
3. 赤潮とその対策
4. 日本の公害
5. 水俣病
6. 日本での公害対策
7. 公害問題における市民運動
8. 技術協力
9. 東京農工大学における草の根協力プロジェクト
10. ウズベキスタンにおける女性の自立化支援プロジェクト
11. グループディスカッション (どのような技術協力が重要か?)
12. グループディスカッション (SGDsとの関係について)
13.グループディスカッション (どのように発表するか)
14. グループプレゼンテーション
15. グループプレゼンテーションの内容についてのディスカッション
(注意)授業の進展度によっては、上記スケジュールが変更になる可能性があります。
授業時間の30時間に加え、配布資料や参考文献を活用して本学の標準時間数に準ずる予習および復習を行うこと。
履修条件・関連項目
2単位
英語でのグループプレゼンテーションとディスカッションが必修です。
授業を英語で行うため、専門用語をあらかじめ理解しておくことが必要です。事前に配布する資料を予習し、授業の後に理解していたかを復習し、期末テストのために準備する必要があります。
テキスト・教科書
資料を配布します。
参考書
成績評価の方法
プレゼンテーション(40%):技術協力のの基本知識の理解を理解し、積極的に仲間と知識を共有し議論することができること
中間試験(30%):授業の内容を理解し、環境問題の概念を正確に捉え、先行研究や実践例を説明できること
期末レポート(30%):授業の内容を理解し、技術協力の概念を正確に捉え、先行研究や実践例を説明できること
教員から一言
積極的に授業に参加してください。
キーワード
オフィスアワー
授業終了後
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
英語
語学学習科目
更新日付
2020/02/28 12:41:25