科目名[英文名]
フィールド安全管理学   [Safety Management in Field Work]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01rn1010
責任教員 [ローマ字表記]
下田 政博   [SHIMODA Masahiro]
所属 農学部 研究室 スポーツ健康科学棟103  メールアドレス

概要
目的:地域生態システム学科では,さまざまなフィールドでの実習,演習,調査,実験がある。それらの目的を達成するためには,安全管理に関する十分な知識と技能が必要である。本科目では,フィールド活動における安全管理に関する基本的知識を獲得するとともに,農作業用具の基本的取扱と、万が一の時の救急救命法を修得する。
概要:まずフィールドにおける安全管理の必要性を概説する。つづいて、本学科がメインとする各種のフィールドにおける具体的な安全管理の考え方について、実践例を交えて説明する。さらに、農作業用具の基本的取扱と、万が一のときの救命救急法について、実践しながら修得する。
到達基準
フィールド活動における安全管理の考え方を理解できる。
フィールドにおけるリスク(動植物、作業環境、対人行動など)に対する具体的知識を理解し説明できる。
救急措置(心肺蘇生・AED使用)の手技を身につけ、実践できる。
農作業用具の取扱を実践できる。

本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
本授業は、前期月曜5限に開講します(地域生態システム学1のあと)(場所は2-11教室)。

前半は講義(@2-11教室)
4/13 オリエンテーション,フィールドにおける安全管理の必要性(担当:下田政博)
4/20 野外活動で出会う植物とリスク管理(担当:吉川正人)
4/27 社会調査におけるリスク管理(担当:中島正裕)
5/11 野外活動で起こるヒューマンエラーとリスク管理(担当:松本 武)
5/18 野外活動で出会う動物とリスク管理(担当:小池伸介)

後半は演習(4グループに分かれて実施する。場所は別途通知)
5/25,6/1,6/8,6/15のいずれか2回で、次の演習2つを受講する。
 演習1:心肺蘇生法・AED取扱法(担当:下田・福本)
 演習2:農作業用具の取扱法(担当:松本)

レポート課題(6/22〜7/28予定、演習終了時に掲示します)
:地域生態システム学実習1(必修)で参加した(参加する)ルート2つについて、本講義での学習内容をふまえ、自分で気をつけていたこと、自分や他者の行為行動に問題があった点(注:森林A参加者は、自分が気をつけるべきことや問題がありそうだと思う点)をあげて、リスク管理の面から説明しなさい。
履修条件・関連項目
学科専門科目の学科共通科目に区分され、学科必修科目である。
授業時間 15時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
本学より配布の「安全マニュアル2020」を持参のこと。
また、「野外活動における安全マニュアル」を授業中に配布します。
参考書
授業中に適宜紹介する。
成績評価の方法
この授業では,次の3つの条件を全て満たすことが単位修得要件となります。
・前半講義における欠席回数が2回以下である。
・2つの演習を受講している。
・期限内にレポートを提出している。
成績評価は、受講時の平常点(60%)とレポート点(40%)の合計点で行います。
・平常点:フィールド活動における安全管理及びリスク(動植物、作業環境、対人行動など)に関する基本知識の理解及び授業内容への積極的な取り組みを求める
・レポート:フィールド活動における安全管理の考え方を正確に捉え、リスク(動植物、作業環境、対人行動など)に対する具体的知識や実践例を説明できること。
教員から一言
地域生態システム学科での学びをより有意義なものにするため,安全に対する意識を高く持ち,必要なときには学んだ知識や技能を役立ててほしいと思います.
キーワード
フィールドワーク,リスク管理,予防と対策,心肺蘇生法,AED,草刈り
オフィスアワー
随時、メールにて受け付けます。講義内容に関しては、各回の担当教員へメールにてお問い合わせください。
備考1
【新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。】
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/05/18 9:48:02