科目名[英文名]
水資源管理論   [Water Resources Management]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01rn1015
責任教員 [ローマ字表記]
加藤 亮   [KATO Tasuku]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
世界の人口が増加する中で、飲用水としてのみならず、食料生産を含めた持続的な社会システムの構築のために、どのように水を利用するのかについて、議論が行われるようになってきました。本講義は、日本の水資源の利用について、その歴史から現在に至るまでについていくつかの主要な論点を解説し、今後のグローバルな課題への対応について、受講生が考察できることを目標とします。
到達基準
水資源の多面的な利用とそのメカニズムについて理解できる。
水資源と環境問題について理解できる。
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
1、水資源管理の問題(イントロダクション)(加藤)
2、水資源の需給バランス(水文学、人口、食料の動向、水の生産性)(加藤)
3、日本の水資源について(加藤)
4、水資源の供給量と水循環(加藤)
5、水資源の制御 (洪水と利水、ダムの種類あれこれ)(向後)
6、河川・農業水路・水田の生態系と環境特性(福田)
7、生態系のモデル化について(福田)
8、伝統的技術と近代的技術(加藤)
9、SDGs・生態系サービス・水資源(加藤)
10、水の動きを予測する(加藤)
11、農業と水資源(加藤)
12、水資源と山林と生態系(五味)
13、水資源の地域性、流域管理と住民参加(加藤)
14、水資源のグローバルな側面(モンスーンアジアと乾燥地の比較)(加藤)
15、ディスカッションと試験
履修条件・関連項目
予習,復習に必要な時間は本学の標準時間数に準ずる。
テキスト・教科書
参考書
水資源管理と環境保全(千賀著、鹿島出版会)
水危機ほんとうの話(沖大幹著、新潮選書)
春の小川の淡水魚(水谷・森編著、学報社)
水田生態工学(水谷編著、農文協)
農村計画学(千賀編著、朝倉書店)
成績評価の方法
試験またはレポート60%、毎回の感想・小テスト(40%)にて評価します。
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/12/19 10:14:05