科目名[英文名]
農村地域計画学   [Rural Planning]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01rn2042
責任教員 [ローマ字表記]
中島 正裕   [NAKAJIMA Masahiro]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
 農村地域計画の“計画対象”である農業・農村の歴史及び現在抱える諸問題の実態構造を理解した上で、土地利用計画、農業基盤整備、生活環境整備といった農村計画の基礎について学ぶ。さらには、具体的な実践事例を挙げながら、農村地域活性化の方法論、農村計画の社会的意義(地域で大学が果たす役割)について学ぶ。
 
到達基準
・技術を礎とした計画論的視点から農業・農村に関する基礎的知識(土地利用計画、農業政策、地域活性化の方策など)を得ることができる。
授業内容
第1回  イントロダクション
第2回  農業及び農村の現状①(都市とは?農村とは?)
第3回  農業及び農村の現状②(集落とは?多面的機能、農村衰退の問題構造) 
第4回  土地利用計画①(計画とは?、土地利用計画の意義、スプロール問題)
第5回  土地利用計画②(都市計画法:都市計画区域、用途地域、準都市計画区域)
第6回  土地利用計画③(開発許可制度、生産緑地法)
第7回  土地利用計画④(都市農業の役割と重要性)
第8回  土地利用計画⑤(農振法) 
第9回  土地利用計画⑥(農地法)
第10回 農業基盤整備①(圃場整備の歴史と効果・課題)
第11回 農業基盤整備②(換地、交換分合、土地分級)
第12回 農業基盤整備③(農村地域資源の管理と住民参加) 
第13回 生活環境整備 (農村総合整備事業の概要と変遷、生活圏域論)
第14回 地域活性化の方法論
第15回 期末試験
履修条件・関連項目
特になし
テキスト・教科書
資料を配布する
参考書
「改訂農村計画学」,農業土木学会,2003
「豊かな田園の創造―農村整備事業の歴史と展望―」,農文協,1999
成績評価の方法
期末テスト(70%)とレポート(30%)で総合的に評価する。
教員から一言
計画論的視点から、農業・農村の実態や将来像について学べる講義を行ないたいと思います。
キーワード
食料問題、土地利用計画、農村総合整備事業、生活環境整備、グリーンツーリズム
オフィスアワー
金曜日昼休み(12:00〜13:00)
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/02/21 14:05:00