科目名[英文名]
農業技術論   [Technology for Agriculture]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01rn2043
責任教員 [ローマ字表記]
帖佐 直   [CHOSA Tadashi]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
 世界規模での人口の増加、気候変動、資源の枯渇などが叫ばれるばれるなかで、持続的に食料供給を続けることは可能か?この課題に技術の力で応えるべく、現在の農業生産に関する技術を理解し、将来の技術開発の方向について考察する。
 本科目は地域生態システム学科における専門科目であり、農業環境工学プログラムを修了するうえでの推奨科目である。担当教員は国の研究機関において、農業機械、農作業技術に関する研究・開発の経験をがあり、授業では技術開発における要となる知見にフォーカスすることで技術の本質を理解する素養を養う。
到達基準
・農業技術のうち「M」に関する事項について、現状を説明できる。
・農業技術の将来像を提案できる。
ディプロマ・ポリシー上の観点については、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第1回 農業技術「B・C・M」の概要
第2回 耕さないという選択はあるのか?(耕うん技術と土のハンドリング)
第3回 化学肥料を使わないとどうなる?(施肥と物質循環)
第4回 日本独自の技術による機械化一貫体系の確立(播種・移植)
第5回 環境保全型農業と持続的生産技術(管理・薬剤施用)
第6回 機械化により変わった農村の風景(収穫・調製)
第7回 新しい農業技術「I」の展開
第8回 テスト・総合討議
履修条件・関連項目
 本科目は1単位の科目として45時間の学修が標準的な学習時間となる。1コマ(90分)を2時間の学習とすると、8回の授業は16時間の学習として換算される。標準的な学習時間を満たすためには、約30時間の予習・復習が必要となる。
テキスト・教科書
スライドを使用する。
参考書
農業機械の構造と利用,藍房和 他,農村漁村文化協会
精密農業,澁澤栄 編,朝倉書店
成績評価の方法
試験:80%、その他(授業への取り組み、授業中に実施する課題など):20%
農業技術の現状を説明し、将来像を論述できる点が評価される。
教員から一言
農業生産や食料供給を単なる生産活動捉えるのではなく、生態系や地域のかかわりを理解してこそ、持続的な生産が実現できることを、普段の生活の中でも意識してみて下さい。
キーワード
技術、農業機械、IT、持続的生産
オフィスアワー
授業中、授業直後の質問を推奨する。メールでは随時対応可能。
備考1
【新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。】2020 8/31追記
備考2
参照ホームページ
http://web.tuat.ac.jp/~acre/
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/08/31 9:52:15