科目名[英文名] | |||||
マーケティング [Marketing] | |||||
区分 | 教養科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 020252 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
杉野 幹人 [SUGINO Mikito] | |||||
所属 | グローバル教育院 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本科目は、グローバル展開科目群の教養発展科目として開講され、実務経験のある教員による授業科目である。担当教員は、学術的にMBAと博士(商学)の学位を有するだけではなく、以下の実務経験と実績を有する。 ・通信キャリアのNTTドコモでの日米(米国はシリコンバレー)でのマーケティングの実績 ・外資系経営コンサルティングファームのA.T. カーニーでのリーディング企業の経営陣に対してのマーケティングのコンサルティング実績(マーケティング戦略、ブランド戦略等) ・メディア企業のNewsPicksの経営陣としてのマーケティングの実績 これらの学術と実務を融合した、体系的、且つ、実践的なマーケティングの知識を学生に提供する。 具体的には、理系人材は、商品が売れるかは技術などのシーズ次第だと考えがちである。しかし、実 際の企業活動においては、技術は優れているが売れない商品、技術は優れていないが売れている商品が数多ある。商品が売れるかは、技術などのシーズに加えて、顧客のニーズに対してどこまで訴求できるかで決まる。この顧客のニーズに訴求するプロセスは、マーケティングと呼ばれる。このため、企業においては、技術などのシーズを創り出す研究開発の担当者は、顧客のニーズに訴求するマーケティング担当者との対話と協業することで、売れる商品をつくっていく。 本科目では、理系人材がマーケティング担当者と対話や協業するために最低限必要な素養を身に付けてもらうことを目的とする。 |
到達基準 |
主な目標: ・課題探求、問題解決:◎ ・STP、4P などのマーケティング担当者が使う最低限のフレームワーク(認知やコミュニケーションで使う概念やプロトコル)を理解できること ・それらフレームワークを用いて身近な商品の分析ができること ・プレゼンテーション:〇 ・自分の分析結果や考察や提案を、周囲に対して、理解してもらえるように伝えられること |
授業内容 |
第 1 回:理系人材がマーケティングを学ぶ意義 第 2 回:理系人材が理解すべきマーケティングのフレームワーク:STP、4P 第 3 回:STP の S(セグメンテーション)と T(ターゲティング) 第 4 回:STP の P(ポジショニング) 第 5 回:中間グループワーク前半(グループで分析していく商品・サービスの設定) 第 6 回:中間グループワーク後半(グループで分析していく商品・サービスの発表) 第 7 回:4P の Place(販売チャネル) 第 8 回:4P の Promotion(販売促進) 第 9 回:4P の Price(価格)と Product(商品) 第 10 回:実務家ゲスト講師の講演(または、グループワークの予備) 第 11 回:最終グループワーク(前半)(グループの分析結果と提案の議論) 第 12 回:最終グループワーク(後半)(グループの分析結果と提案のまとめ) 第 13 回:グループワーク発表(前半)(グループの発表前半チーム) 第 14 回:グループワーク発表(後半)(グループの発表後半チーム) 第 15 回:これまでのラップアップ |
履修条件・関連項目 |
授業時間30時間に加え、授業で配布する教材や後述の参考書を使って本学の標準時間数に準ずる予習・復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
授業で配布。 |
参考書 |
コトラー・ケラー『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント基本編 第 3 版』(丸善出版) |
成績評価の方法 |
・中間グループワークの発表内容の評価(20%) ・STP、4P などのマーケティング担当者が使う最低限のフレームワーク(認知やコミュニケーションで使う概念やプロトコル)を理解できること ・自分の提案を、周囲に対して、理解してもらえるように伝えられること ・最終グループワークの発表内容の評価(50%) ・STP、4P などのマーケティング担当者が使う最低限のフレームワーク(認知やコミュニケーションで使う概念やプロトコル)を理解できること ・それらフレームワークを用いて身近な商品の分析ができること ・自分の分析結果や考察や提案を、周囲に対して、理解してもらえるように伝えられること ・個人レポートの評価(30%)(第10回時の講演の考察) ・STP、4P などのマーケティング担当者が使う最低限のフレームワーク(認知やコミュニケーションで使う概念やプロトコル)を理解できること ・それらフレームワークを用いて身近な商品の分析ができること ・自分の分析結果や考察や提案を、周囲に対して、理解してもらえるように伝えられること |
教員から一言 |
理系人材の企業実務における一番のパートナーは、マーケティング担当者です。そのマーケティング担当者との対話や協業するために最低限必要な素養を身に付けてもらいたいと思っています。 |
キーワード |
3C、STP、4P、マーケティング戦略、マーケティングミックス |
オフィスアワー |
授業の開始前または終了後に質問を受け付ける |
備考1 |
新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2020/05/21 19:44:23 |