| 科目名[英文名] | |||||
| 化学基礎 [Introduction to Chemistry] | |||||
| 区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
| 対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 1学期 | |
| 授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 021203 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 鵜飼 正敏 [UKAI Masatoshi] | |||||
| 所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
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本科目は生体医用システム工学という工学世界の導入科目です。 あらゆる工学は物質材料と深く関連します。また生命世界を支配するのも物質世界の科学です。化学は物質世界についての膨大な知識をきちんと脈絡をもって体系的にとらえる上で大変に有効な分類学だと思います。本講義では特に化学を専門としない学生に近づきやすいよう、物理的視点を多く盛りこみながら、化学のトピックスを話して生きたいと思います。 |
| 到達基準 |
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化学は暗記物ではありません。化学的な現象や用語を単に記憶するのでなく、化学的知識の背後にある物理学的基礎を知り、化学的現象を物理的にも考えることができるようになることを目標とします。そのためには、毎回出席して、講義内容を聞き、その内容を理解するように努めてください。 なお、本講義の生体医用シテム工学科における意義を理解していただくために、履修案内のカリキュラムマップも参照して下さい。 |
| 授業内容 |
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第1回.化学について 第2回.形の化学 第3回.色の化学 第4回.放射線と元素の起源 第5回.原子の構造 第6回.分子の構造と化学結合 第7回.大気と環境 第8回.物質の三相 第9回.溶けるとは? 第10回.酸化と還元 第11回.水の化学 第12回.化学分析 第13回.化学反応の物理的理解 第14回.刺激と伝達の物質科学 第15回.化学について(再) |
| 履修条件・関連項目 |
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生体医用工学を学ぶ学生は物質世界の知識は不可欠ですので、ぜひ履修してください。1年次の基礎生物学、2年次の生物学なども関連があります。 履修にあたり本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うことが必要です。 |
| テキスト・教科書 |
| 特に指定しません。毎週資料を配布します |
| 参考書 |
| 特に指定しませんが、「化学」「一般化学」という名称の本は参考資料として利用できます。 |
| 成績評価の方法 |
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(1)期末試験、(2)レポート、(3)毎週のクイズとそれに対するコメントで評価します。 (1):(2):(3)の得点比は概ね3:1:1程度。 |
| 教員から一言 |
| 化学は物理学を基礎においた物質世界に対する有効な知識の体系です。体系的な知識は、物理の理論の及ばない複雑な問題にも実力を発揮します。 |
| キーワード |
| 化学は物理学です。 |
| オフィスアワー |
| 都合のつく限り応じますので、メール等で事前に予約の連絡を下さい。鵜飼居室:工学部4号館510号室。Email:ukai3 |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 日本語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2019/12/23 13:06:40 |