科目名[英文名]
医用画像工学   [Medical Image Processing]
区分 工学部専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 022263
責任教員 [ローマ字表記]
桝田 晃司   [MASUDA Kohji]
所属 生物システム応用科学府 研究室   メールアドレス

概要
百聞は一見にしかずの言葉通り、画像情報は現代医療では欠かすことのできない工学的手段となっています。主に医療、環境、バイオエレクトロニクス分野で使用されている画像を取り上げ、その成り立ちや応用先を講義する。本講義では、パソコン画面による授業を行い、特に視覚的効果を強調して画像に対する理解を深めます。
到達基準
生体医用システム工学を専攻した大学生として知っておくべき最低限の知識を身につけられたかどうか。履修案内のカリキュラムマップを参照してください。
授業内容
[第1回] 画像情報の基礎
[第2回] 空間サンプリングとCT, MRI
[第3回] 走査線の形成と超音波画像
[第4回] 画像出力機器と解像度
[第5回] 画像処理(1) <平滑化、メディアン、画像の微分など>
[第6回] 画像処理(2) <画像の演算、2値画像の連結、線抽出など>
[第7回] パターン認識(1) <円形度など、特徴量空間>
[第8回] パターン認識(2) <オプティカルフロー、マッチングなど>
[第9回] 画像処理(3) <空間周波数処理など>
[第10回] 画像圧縮技術 <JPEG, GIF, PNGなど>
[第11回] 画像情報の応用(1) 
[第12回] 画像情報の応用(2) 
[第13回] 追加・補足
[第14回] 講義のまとめ
[第15回] 期末試験

内容は変更の可能性があります。
履修条件・関連項目
誰でも履修できます。本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
選択科目ですから、教材は購入する必要はありません。毎回の授業の内容は、ホームページからダウンロードする方式です。詳細は授業中に伝達します。
参考書
成績評価の方法
ほぼ毎回実施する小テストと、期末試験により評価する。
教員から一言
毎回、授業に出て下さい。プロジェクターの授業では眠くなるかも知れませんが、学生諸君が興味を持てそうな材料を集めますので、がんばって起きておいて下さい。また授業の資料はホームページからダウンロードできるようになっていますが、授業を受けずに資料だけ見ても何のことか分からないはずです。
キーワード
画像処理,アナログとデジタル,画像圧縮,パターン認識,医用画像
オフィスアワー
水曜日17:00以降
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/10/09 19:07:50