科目名[英文名]
システム工学基礎   [Fundamentals of Systems Engineering]
区分 工学部専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 022463
責任教員 [ローマ字表記]
池上 貴志   [IKEGAMI Takashi]
所属 生物システム応用科学府 研究室   メールアドレス

概要
本科目は,化学物理工学科カリキュラムの専門基礎科目(選択必修)に該当する。
システム工学基礎では,工学的観点からシステムを捉え,システム全体と要素間の関係を理解し,それらを数式で表現することを学ぶ。システム解析の基礎として,時系列シミュレーションや線形計画法を用いた最適化計算の手法,費用便益分析をはじめとするシステムの評価手法について学ぶ。
到達基準
システム全体と要素間の関係を理解することができ,システムの設計や運用に役立つ知識を身に着けることができる。また,モデリング手法,時系列シミュレーション,数理計画法による最適化手法,システムの評価手法について学習し,システム工学で用いられる解析手法による課題解決能力を身につけることができる。
本科目のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください。
授業内容
第1回:ガイダンス,システム工学とは
第2回:システムの理解,モデリング
第3回:時系列シミュレーション(1)伝染病人口動態モデル
第4回:時系列シミュレーション(2)エネルギー供給モデル
第5回:システムの最適化(1)線形計画法の解法
第6回:システムの最適化(2)シンプレックス法
第7回:最適化問題の演習
第8回:前半のまとめ
第9回:システムの評価(1)様々な評価指標
第10回:システムの評価(2)多目的最適化
第11回:費用便益分析(1)純現在価値,費用便益比,内部収益率
第12回:費用便益分析(2)比較分析
第13回:システム解析演習(1)問題設定の解説
第14回:システム解析演習(2)モデルの構築・分析
第15回:後半のまとめ
定期試験
履修条件・関連項目
授業時間30時間に加え,配布資料を参照し,本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
教科書は指定しない。
配布資料はmoodleに掲載する。
参考書
適宜,指定する。
成績評価の方法
毎回の授業時の小テスト(20%),中間試験(40%),期末試験(40%)により評価する。
教員から一言
キーワード
シミュレーション,最適化,費用便益分析
オフィスアワー
まずはメールでiket(at)cc.tuat.ac.jpまで連絡を。
備考1
講義には各自ノートPC(十分に充電されているように)を持参すること。
Microsoft Excelがインストールされていること。
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/10/07 16:28:50