科目名[英文名]
離散数学   [Discreat Mathmatics]
区分 工学部専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 022662
責任教員 [ローマ字表記]
渡辺 峻   [WATANABE Shun]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
情報工学において自分のアイディアを他の人に伝えるためには,数学の言葉を使って表現する必要があります.本講義では,情報工学の専門家のコミュニケーションにおいて必要な数学的素養を身につけることを目標にしています.
到達基準
(1) 集合論の基本的概念,同値関係,順序関係を正しく理解できている.
(2) 代数系(群,環,体)の概念について正しく理解し,応用することができる.

詳細については履修案内のカリキュラムマップを参照してください.
授業内容
(1) 集合論の基本事項,
(2) 同値関係
(3) 順序関係
(4) 関数と集合の濃度
(5) 代数系の基本事項
(6) 群,置換
(7) 中間試験,集合や代数の基本事項の習得状況を確認する
(8) 整数論の基本
(9) 整数論の応用:公開鍵暗号
(10) デジタル署名とハッシュ関数
(11) 環と多項式
(12) (有限)体
(13) 有限体の応用:誤り訂正符号1
(14) 有限体の応用:誤り訂正符号2
(15) 期末試験,整数論やその応用の習得状況を確認する
履修条件・関連項目
本講義は情報工学系の基礎科目で,応用科目を履修するための基盤となります.
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと.
テキスト・教科書
講義にて資料を配布する
参考書
「あたらしい情報数学」,上田徹,牧野書店
「工学のための応用代数」,杉原厚吉・今井敏行,共立出版
代数系入門」,松坂和夫,岩波書店
"Discrete Mathematics", Seymour Lipschutz and Marc Lipson, McGraw-Hill
成績評価の方法
中間試験50点,期末試験50点

オンライン教育における成績評価方法は、すべての出席を前提とし、双方向性を利用した学習意欲、小テストおよび課題、オンラインテスト等を総合的に評価し、本学が定める標準的な学修時間に相当する学修効果が認められる場合に単位を付与します。評価の割合は以下のとおりです。平常点20%、課題80%で評価します。総合評価により以下の基準で単位を付与します。S: 90 点以上、A:80 点以上90 点未満、B:70 点以上80 点未満、C:60 点以上70 点未満。

教員から一言
キーワード
オフィスアワー
月曜10:00〜12:00,質問は随時メールでも受け付けます
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/05/11 13:58:43