| 科目名[英文名] | |||||
| 高分子化学 [Polymer Chemistry] | |||||
| 区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
| 対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 3学期 | |
| 授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 023202 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 杉山 賢次 [SUGIYAMA Kenji] | |||||
| 所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
| 本授業科目は非常勤講師である杉山賢次が担当します。担当教員は法政大学工学部において教授を長年務められており、高分子化学の研究と教育に長年貢献するとともに、高分子化学を初学者にもわかりやすく教授されることで定評があります。この講義では付加重合と縮合重合を中心とする高分子合成を学習します。なお、開講内容は授業編成上、変更されることがあります。 |
| 到達基準 |
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(1)基本的な高分子生成反応について理解している。 (2)目的の高分子化合物を得るために適した重合法を選択できる。 (3)リビング重合法について具体例をあげて説明できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
| 授業内容 |
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(1)イントロダクション 授業の位置づけ.高分子化学入門.(第1章) (2)高分子とは ポリマーの定義,分子量の測定法を学ぶ.(第1章) (3)逐次重合の基礎 逐次重合の速度論について学ぶ.(第2章) (4)縮合重合 縮合重合について詳細を学ぶ.(第3章) (5)付加重合の基礎 付加重合の素反応について学ぶ.(第4章) (6)まとめ 中間テスト (7)ラジカル重合 ラジカル重合の速度論について学ぶ.(第4章) (8)ラジカル共重合 モノマー反応性比について学ぶ.(第5章) (9)モノマーの構造と反応性 Q-eスキームについて学ぶ.(第5章) (10)イオン重合 イオン重合の基礎について学ぶ.(第6章) (11)アニオン重合 アニオン重合について詳細を学ぶ.(第6章) (12)カチオン重合 カチオン重合について詳細を学ぶ.(第6章) (13)リビング重合 ポリマーの分子量制御について学ぶ.(第9章) (14)開環重合 開環重合について詳細を学ぶ.(第8章) (15)まとめ 期末テスト |
| 履修条件・関連項目 |
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有機化学I〜IIIの範囲の内容を理解していること。 授業時間に加え,指示された資料などを参照し,本学の標準時間に準ずる予習と復習や調査を行うこと。 |
| テキスト・教科書 |
| 高分子合成化学(改訂版),井上祥平著,裳華房,2011年 |
| 参考書 |
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基礎高分子科学,高分子学会編,東京化学同人,2006年. 基礎高分子科学演習編,高分子学会編,東京化学同人,2011年. 高分子の合成(上),遠藤剛編,講談社サイエンティフィク,2010年. ベーシックマスター高分子化学,西久保忠臣編,オーム社,2011年 |
| 成績評価の方法 |
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中間テスト(40%)・期末テスト(60%) 平成29年度成績分布:S: 24%, A: 39%, B: 17%, C: 17%, D: 2% |
| 教員から一言 |
| 高分子化合物は,繰り返し単位となるモノマーを数百から数千分子結合させなければならない。いかにして多数の分子を結合させるのか,高分子合成化学者が見つけ出してきた様々な反応を学んでほしい。 |
| キーワード |
| 高分子化学・逐次重合・連鎖重合・リビング重合 |
| オフィスアワー |
| 非常勤講師のためなし |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 日本語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2020/01/22 17:08:38 |