科目名[英文名] | |||||
化学工学熱力学および演習 [Chemical Engineering Thermodynamics and Exercises] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 3 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 023405 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
櫻井 誠 [SAKURAI Makoto] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
熱力学基礎で、熱力学第一法則、第二法則についてそれぞれ概念、方法論について学んだが、本講義では実際の場面で工学的にどのように応用するかを学ぶ。また、エクセルギーについて学習し、エネルギーの質的評価法を身につける。各種熱機関、サイクルの熱力学的評価方法についても学習する。講義は週二回実施し、講義と演習を交互に行なう予定である。 |
到達基準 |
実在気体の扱いを理解する。 閉じた系、開いた系のエネルギー収支がとれるようになる。 閉じた系、開いた系のエントロピー変化を計算できるようになる。 閉じた系、開いた系のエクセルギー収支がとれるようになる。 サイクルの変化を理解する。 |
授業内容 |
講義、演習は以下の予定にて進める。 1.ガイダンス、非流れ系のエネルギー収支 2.流れ系のエネルギー収支、理想気体の状態変化 演習 3.熱力学第二法則、エントロピー:可逆変化と不可逆変化 演習 4.熱力学第二法則、エントロピー:状態線図 演習 5.サイクル、熱機関、ヒートポンプ:熱機関 演習 6.サイクル、熱機関、ヒートポンプ:冷凍機とヒートポンプ 演習 中間試験 7.エクセルギー:エクセルギーの計算 中間試験解説、演習 演習 8.エクセルギー:エクセルギー収支 演習 9.実在気体の扱い 蒸気表、乾き度:実在気体と状態線図 演習 10.実在気体の扱い 蒸気表、乾き度:実在気体による解析 演習 11.蒸気サイクル:ランキンサイクル 演習 12.蒸気サイクル:冷凍サイクル 演習 13.燃焼の扱い:燃焼の基礎 演習 14.燃焼の扱い:燃焼ガスの計算 演習 15.総括 期末試験 都合により講義、演習の順番を入れ替える場合がある。 |
履修条件・関連項目 |
化学基礎を履修していることが望ましい |
テキスト・教科書 |
やさしく学べる工業熱力学,中島 健 著,森北出版(株) |
参考書 |
演習化学工学熱力学 大竹伝雄、平田光穂共著,丸善 アトキンス著 アトキンス物理化学(上) 第8版,東京化学同人 エクセルギーを活かそう エネルギー有効利用の原理,小島和夫 著,培風館 |
成績評価の方法 |
中間試験30%、最終試験30%、演習40%として総合評価 講義、演習への出席率が70%に満たない者は期末試験の受験資格が与えられないので注意すること。 H30年度成績分布 S 6.7% A 48.9% B 13.3% C 17.8% D 13.3% |
教員から一言 |
熱力学基礎で学んだ熱力学の概念を実際のプロセスにいかせるように演習を通して学んでほしい。そのためにも予習、復習をきちんと行なってほしい。 |
キーワード |
熱力学第二法則,エントロピー,エクセルギー,各種サイクル |
オフィスアワー |
オフィスアワー:毎週月曜日午後1時から2時、場所:工学部4号館319号室 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2020/02/05 16:11:08 |