科目名[英文名]
量子力学演習   [Exercises in Quantum Mechanics]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 023604
責任教員 [ローマ字表記]
畠山 温, 嘉治 寿彦   [HATAKEYAMA Atsushi, KAJI Toshihiko]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
量子力学 I の理解を、(1) 各回に提示するテーマについて学生間で議論し、かつ (2) 演習問題を解きながら深めます。
到達基準
量子力学 I に従います。
ディプロマポリシーで述べられている物理学の基礎を体系的に理解するために,量子力学について以下の基準を達成すること。
1. 量子力学の基本的概念(波動関数の意味,演算子の意味,測定など)を理解している。
2. 1次元の簡単なポテンシャルの場合について時間を含まないシュレーディンガー方程式を解き,量子力学的な状態の特徴を説明できる(非束縛状態,束縛状態の両方について)。
3. 量子力学を記述するための理論的な枠組みを理解している。特に,ブラとケットを使って議論できる。
本科目のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください。
授業内容
量子力学 I と連動して行いますので、内容はそちらを参照してください。以下、各回の活動を記します。
(1)各回のテーマについて関連する質問を幾つか出題します。各質問に対して学生間で議論を行ってもらい、その後各々の意見を発表してもらいます。演習の授業の最後にそれぞれ簡単なレポートを作成してもらう予定です。
(2)毎回演習問題を宿題として課します。演習問題は授業中に配布します。また前回の宿題を授業の最初に回収します。問題の解答・解説は授業終了後に moodle にて速やかに公開します。
履修条件・関連項目
量子力学入門に引き続く科目です。また、量子力学 Iと連動して行います。
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
量子力学 I を参照。
参考書
量子力学 I を参照。
成績評価の方法
テーマに関する議論、発言および提出してもらう宿題解答をもって評価します。
演習の評価は量子力学 I と連動しており、全体の40%を占めます。詳細は量子力学 I を参照。
教員から一言
難解な概念である量子力学をマスターするには問題を解くのみならず、直感的には理解しにくい現象に対する深い洞察・理解を身につけるためにディスカッションが重要になります。
キーワード
波動関数、シュレディンガー方程式、井戸型ポテンシャル、調和振動子、トンネル効果、ブラ・ケット、演算子、観測
オフィスアワー
嘉治が受け付けますので事前に連絡を取って下さい。(kaji-t@cc.tuat.ac.jp)
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/10/09 19:13:39