| 科目名[英文名] | |||||
| 環境科学Ⅲ [Environmental ScienceⅢ] | |||||
| 区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
| 対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 3学期 | |
| 授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 025004 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 森 啓二, 熊田 英峰 [MORI Keiji, KUMATA Hidetoshi] | |||||
| 所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
| 現在の人間活動はさまざまな形で環境に負荷を与えており、我々自身の生活圏の環境を変化させてきた。環境調和的な科学技術の発展には、環境負荷の実態やそれによって引き起こされる環境変化を化学的立場から理解することが不可欠である。本講義の前半では、化学物質による汚染のメカニズムと影響を概観し、汚染物質の各論を学ぶ。授業の後半では、化学物質による汚染への予防的対応について学ぶ。 |
| 到達基準 |
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汚染の発生源の種類と制御に関しての問題点を理解する。 物理化学的性質に基づく汚染物質の環境動態予測の意義を理解する。 主要な汚染物質について汚染実態や環境動態の特徴を知る。 汚染への予防的対応について知り、その意義を説明できる。 |
| 授業内容 |
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1〜3回 概論/汚染物質の発生源の概観/ 汚染物質の物理化学的性質と環境動態、変質過程について、生物影響 4〜6回 水質汚濁防止のシステム見学(南多摩水再生センター見学) 7〜9回 汚染物質各論/難分解性有機汚染化学物質(POPs)について/ 多環芳香族炭化水素について/医薬品、日用品由来化学物質について 10〜12回 環境モニタリング研究施設の見学(東京都環境科学研究所見学) 13〜15回 汚染への予防的対応/モニタリング手法/ 分析化学的手法=分子マーカーの利用 |
| 履修条件・関連項目 |
| テキスト・教科書 |
| 必要に応じてプリントを配布する。 |
| 参考書 |
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分子でよむ環境汚染、東海大出版、鈴木聡編 環境汚染化学、丸善出版、水川薫子・高田秀重著 |
| 成績評価の方法 |
| 授業内レポートによって評価する。 |
| 教員から一言 |
| 分析化学的アプローチによる環境科学的課題への取り組みを紹介します。 |
| キーワード |
| キーワード 環境、水質汚濁、汚染物質、分析手法 |
| オフィスアワー |
| オフィスアワー 非常勤のため各回の講義後に対応 |
| 備考1 |
| この講義は集中講義で行います。 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 日本語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2020/10/09 11:04:29 |