科目名[英文名]
情報工学特別講義(メディア進化論)   [Dedicated Lecture on Information Engineering]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 025813
責任教員 [ローマ字表記]
堀田 政二   [HOTTA Seiji]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
【目的】画像や音声,およびそれらの組み合わせである映像に関する原理・技術やサービスについて理解することを目的とする.具体的には,メディアの歴史から人間の知覚特性について解説,および人工知能技術やBrain Machine Interfaceとそれらの産業への応用先の解説を通して,メディアの将来について独自に考えられるようにする.
【概要】バイオロジカルモーションや錯視等の知覚特性を理解することができる.また画像・音声認識,および映像検索等の処理技術を利用したサービスの要素技術について修得できる.

到達基準
将来の理想的なメディアのあり方について,人工知能技術やBrain Machine Interfaceのようなソフト面からの視点,および通信技術や新たなデバイスなどのハード面の観点から独自に考えることができる.

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
工学部履修案内中の情報工学科カリキュラムマップのディプロマ・ポリシーの観点(B)に該当する.
授業内容
第1回 オリエンテーション・メディアとは何か
今後の授業予定についてとメディアの定義について学ぶ.
第2回 メディアの歴史
音声や画像,映像の登場の歴史と現在に至る変遷について学ぶ.
第3回 表現手法としてのメディア情報
表現としてのメディアについて学ぶ.
第4回 サービスとしてのメディア情報
メディアが産業にどのように応用されてきたのかを学ぶ.
第5回 人間の知覚特性(1) 聞くとはどういうことか
人間の聴覚特性について学ぶ.
第6回 人間の知覚特性(2) 見るとはどういうことか
人間の視覚特性について学ぶ.
第7回 メディア表現の基礎技術(1)
表現としてのメディアに関わる技術について学ぶ.
第8回 メディア表現の基礎技術(2)
表現としてのメディアに関わる技術について学ぶ.
第9回 メディアサービスのための基礎技術(1)
サービスとしてのメディアに関わる技術について学ぶ.
第10回 メディアサービスのための基礎技術(2)
サービスとしてのメディアに関わる技術について学ぶ.
第11回 各種メディアの問題点(1)
メディアの問題点について学ぶ.
第12回 各種メディアの問題点(2)
メディアの問題点について学ぶ.
第13回 メディアの将来について考える(1)
メディアの将来像をさまざまな角度から考える.
第14回 メディアの将来について考える(2)
メディアの将来像をさまざまな角度から考える.
第15回 総論:これまでのメディアとこれからのメディア
履修条件・関連項目
学科専門科目のアドバンスド科目に区分さる選択必修(2単位)の講義である.授業時間30時間に加え,配布した講義資料や参考書を参照し,60時間の授業外の予習と復習を行うこと.
テキスト・教科書
プリント・電子資料を随時配布
参考書
現在のところ無し.
成績評価の方法
成績は学年末のレポート(100%)で評価する.
教員から一言
現在は種々雑多なメディアとの関りが増えており,特に個人で不特定多数の人物に対して自ら情報を発信できる時代となったことが,20世紀までのメディアの在り方と大きく異なる点である.今後も,ニーズや価値観の変化とともに,メディアの在り方も大きく変わると考えられる.そのため,メディアの将来像をいち早く読み取り,新しい価値観を牽引するための考え方を身につけてほしい.
キーワード
メディア, 映像,画像,情報処理
オフィスアワー
オフィスアワーは月曜日の10:00-12:00.その他教員が在室していれば,質問等随時対応する.mailでの質問も可能である.
備考1
備考2
参照ホームページ
http://web.tuat.ac.jp/~s-hotta/media/
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/02/27 12:03:14