科目名[英文名]
自然環境資源学概論Ⅱ   [Overview for Environmental Science and Natural Resources Ⅱ]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 05cf0006
責任教員 [ローマ字表記]
梅澤 有   [UMEZAWA Yu]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
物質循環と環境科学に関する基礎および最新研究のトピックスを、生物学および化学の観点から解説および講義する。
到達基準
環境生物学および環境化学の基礎と最新研究トピックスを理解できる。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
本科目は担当教員のオムニバス形式の講義であり、計6回実施する。
各担当教員の講義内容は以下の通りである。

第1回 (10月6日)ガイダンス
本科目の概要と各担当教員の講義形式について案内する。

第2回 (10月27日)大地まどか
人工化学物質、特に船底防汚物質の海洋生態系における挙動と生物影響を概説する。

第3回 (11月10日) 松田 和秀
東アジアの大気環境問題に関する国際協力について概説する。

第4回 (11月17日) 渡辺 誠
大気汚染物質である対流圏オゾンに対する樹木の生理生態学的応答について概説する。

第5回 (11月24日) 楊 宗興
生物体の重要な構成元素であり、生物生産の鍵を握る窒素は、実に多くの環境問題にも関わるが、そのことには理由がある。本講義では、この仕組を解き明かす物質循環における窒素の特徴について説明する

第6回 (12月1日) 高田 秀重
プラスチック汚染について有害化学物質の暴露とヒトへの影響についての知見を提供する。

第7回 (未定)  総合討論
第2-6回までの講義を基に、現在の環境問題に対する議論を行う。

履修条件・関連項目
授業時間15時間に加え、配布された講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる事前事後学習を行うこと。
テキスト・教科書
各担当教員による。
参考書
各担当教員による。
成績評価の方法
授業参加度 40%, 貢献度 30%, 平常点 30%とする。
教員から一言
物質循環と環境科学に関する生物学および化学に関する基礎と最新のトピックスを講義しますが、受講生の積極的な意見交換などを期待します。
キーワード
物質循環、生態系、ガス状大気汚染物質、酸性降下物、生物影響、微生物、POPs、重金属、フィールド調査、代謝機構
オフィスアワー
授業内容に関する質問は、授業終了後に随時受け付けます。メールでの問い合わせも可能です(こちらをお勧めします)。
備考1
【新型コロナウイルス感染拡大の影響によるシラバスの変更については、本科目のクラスルーム「zr5ciob」や掲示板などで確認してください。】
備考2
参照ホームページ
http://www.tuat.ac.jp/~akoho/shushi/bussitu.html
開講言語
日本語
語学学習科目
英語
更新日付
2020/10/22 12:37:35