| 科目名[英文名] | |||||
| 共生人間学Ⅱ [Human Coexistence Ⅱ] | |||||
| 区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
| 対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 3学期 | |
| 授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 05sc0002 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 高橋 美貴, 竹本 太郎 [TAKAHASHI Yoshitaka, TAKEMOTO Taro] | |||||
| 所属 | 農学部 | 研究室 | 竹本太郎:語学演習棟105、高橋美貴:2-207 | メールアドレス | |
| 概要 |
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【新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。】 【目的】本講義の目的は、人文科学および社会科学分野のなかで環境史および農山村研究の最近の成果を理解するために必要な知識や、人文科学および社会科学分野の調査を進める上で必要となる知識を学生に提供することである。 【概要】学術文献の精読を通じて環境史および農山村分野における最近の成果を紹介する。 |
| 到達基準 |
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・環境史および農山村研究に関する最新の知見やこれまでの蓄積を理解する。 ・人文科学および社会科学分野の調査方法論や手法における最新の知見を理解する。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
| 授業内容 |
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本授業では、概要に記したテーマに合致する研究書複数冊の輪読を行います。授業に参加する際には、当然のことではありますが、レポーター以外の方も含めて事前に該当部分読んでくることが前提となります。複数冊の研究書を1セメスター内の授業で読むため、1回の授業で読んでこなければならない頁数は相応の分量になりますが、履修される方は、必ず読んだうえで参加するという原則を守っていただく必要がありますので、履修はその点を十分ご了解のうえでお願いいたします。また、履修される方には、輪読書籍を各自入手いただく必要もございますので、合わせてご了解ください。 第1回 ガイダンス(輪読本の紹介および担当者の決定など) 第2〜14回 発表と議論 1冊目 はじめに:森林管理の分岐点 保全モデル:普遍的なパターンと地域的な適応 植林:安全から収益へ 原生林:多様な利用から保護地域へ 21 世紀の合意形成に向けて:問題と可能性 2冊目 なぜ森林と権力か 直営する権力・奨励する権力 日本の経験‐近世から近代へ‐ 競合する権力・遊離する権力 第15回 まとめ なお、上記の内容項目は現段階では仮のものです。輪読書籍は改めてアナウンスのうえ、上記内容項目もそれに合わせて変更される場合があります。また、本授業は、竹本太郎・高橋美貴両名での開講となります。 |
| 履修条件・関連項目 |
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専門科目に区分される選択科目である。 授業時間30時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる事前事後学習を行うこと。 |
| テキスト・教科書 |
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Brett M. Bennett (2015) Plantations and Protected Areas: A Global History of Forest Management, MIT Press 松沢裕作編(2019)、『森林と権力の比較史』、勉誠出版 (現段階では)テキストは変更の可能性もあります。 |
| 参考書 |
| 成績評価の方法 |
| 発表と議論による。自ら研究・収集した情報をとりまとめ発表・議論できる能力を勘案し、おおよそ発表6割、議論4割合で評価する。 |
| 教員から一言 |
| 輪読と議論を楽しみましょう。 |
| キーワード |
| 環境史、農山村研究、森林史、近代化 |
| オフィスアワー |
| 学習相談がある場合は授業の後に受け付けます。またはメールで相談の予約をしてください。 |
| 備考1 |
| 【新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。】 |
| 備考2 |
| 新型コロナウイルス感染拡大の影響によるシラバスの変更については、本科目のクラスルームで確認して ください。 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 日本語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2020/08/10 23:01:49 |