科目名[英文名]
環境社会関係学Ⅰ   [Social Studies in Environment Ⅰ]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 05sc0003
責任教員 [ローマ字表記]
渡邊 司   [WATANABE Tsukasa]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
国際関係をグローバル化の視点から再考することは大変重要である。例えば我々は以下のような問題群を考察する。「新自由主義と民主主義」、「ガヴァナンス理論の再構築」、「グローバル化研究の新たな課題」、「グローバル・サウス(途上国社会)と民主主義再考」、「グローバル・デモクラシーの探究」といった諸問題にアプローチする。“グローバル化世界”という時代認識の上に立ち、《ヘゲモニー論》の観点から、地球的諸課題を考える
到達基準
現代国際関係は《グローバル化[地球規模化]》によって大きな変動を受けている。そこでは「国民国家」とは、また、新自由主義型グローバル化とは何かが問われている。他方、社会的・政治的ヘゲモニーとグローバル市民社会の形成が要請されている。グローバル化の理論と方法を我々は検討して見たい。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第1回 イントロダクション―グローバル化研究と地球社会学
第2回 新自由主義と新しいグローバル秩序の模索
第3回 グローバル化と自由民主主義の終焉
第4回 グローバル化研究と史的唯物論
第5回 グローバル・ガヴァナンスの再構築
第6回 討議民主主義とグローバル・ガヴァナンス
第7回 コスモポリタニズムとナショナリズム
第8回 批判的グローバル研究とは何か
第9回 グローバルな脈絡とヘゲモニー
第10回 アメリカのヘゲモニー―アメリカの“膨張主義”の論理と心理
第11回 《グローバル・サウス》と民主主義再考(Ⅰ)
第12回《グローバル・サウス》と民主主義再考(Ⅱ)
第13回 グローバル民主主義の探求(Ⅰ)
第14回 グローバル民主主義の探求(Ⅱ)
第15回 エピローグ―グローバリゼーション後の展望
履修条件・関連項目
授業時間外の予習・復習の時間は、本学の標準時間数に準ずる。
テキスト・教科書
中谷義和編 『グローバル化理論の視座―プロブレマティーク&パースペクティブ―』(法律文化社)
参考書
成績評価の方法
討論、レポート提出
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/01/06 16:21:07