科目名[英文名]
生物生産工学Ⅱ   [Biological and agricultural engineeringⅡ]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 05tc0105
責任教員 [ローマ字表記]
帖佐 直, 東城 清秀   [CHOSA Tadashi, TOJO Seishu]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
1.熱力学の基礎を確認しながら、その応用としての太陽光およびバイオマスのエネルギー利用について取り上げる。自然エネルギー利用に関する技術的課題とシステム構築に向けた課題について議論する。2.バイオマス生産・調製に関するプロセスを数理モデルで表現し、その解析およびシステム制御について理解する。
この科目は、農学専攻における専門科目として開講され、食農情報工学プログラムを修了するための選択必修科目である。
到達基準
1-1.太陽光熱の性質と特性を理解できること
1-2.バイオマスのエネルギー変換技術と利用システムを理解できること
2.生産、環境制御に関わるプロセスを数学的に記述できること

ディプロマ・ポリシー上の観点については、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
1-1.太陽光熱の基礎と特性
1-2.太陽光熱のエネルギー利用技術(応用例)
1-3.バイオマスの基礎と特性
1-4.バイオマスのエネルギー利用技術とシステム
1-5.バイオマスの多用途利用の課題と展望
1-6.履修生による課題発表と討議(その1)
1-7.履修生による課題発表と討議(その2)

2-1.農業、環境を対象としたシステムのモデル化
2-2.モデルの数学的な記述
2-3.数学的モデルの基礎
2-4.数学的モデルの解析
2-5.システム制御の理解
2-6.制御シミュレーション
2-7.実際の適用事例と最近の研究について
履修条件・関連項目
 本科目は2単位の科目として90時間の学修が標準的な学習時間となる。1コマ(90分)を2時間の学習とすると、15回の授業は30時間の学習として換算される。標準的な学習時間を満たすためには、60時間の予習・復習が必要となる。
テキスト・教科書
スライド・配布資料を準備する
参考書
Chemical Process Control: An Introduction to Theory and Practice (Prentice Hall International Series in the Physical and Chemical Engineering Sciences)
Computer Simulation in Biology: A BASIC Introduction, James D. Spain & Robert E. Keen , Wiley-Liss
成績評価の方法
平常点(議論の参加・小課題の取り組みなど)50%、レポート・試験50%
以下の二つの視点で評価が行われる。1.自然エネルギー利用に関する技術的課題とシステム構築に向けた課題の理解。2.バイオマス生産・調製に関するプロセスを数理モデルでの表現とその制御の理解。
教員から一言
学習したことを他者に上手に説明することで理解が深まります。
キーワード
熱力学、エネルギ、数理モデル、シミュレーション
オフィスアワー
授業中、授業直後の質問を推奨する。メールでは随時対応可能。
備考1
【新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。】2020 5/18追記
備考2
参照ホームページ
http://web.tuat.ac.jp/~region/
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/05/17 21:01:06