科目名[英文名] | |||||
昆虫生理生化学特論 [Advanced Insect Physiology and Biochemistry] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 96133 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
横山 岳 [YOKOYAMA Takeshi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
開講日時: 令和2年11月10日(火)10:00〜 開講場所: 東京農工大学連合農学研究科棟 4階 第二会議室。 オンラインでも受講可能 昆虫生理生化学特論 『昆虫の発生生理学』 農学における最先端の知識・技術を学ぶことにより、生物制御科学分野における高度の専門能力をつけるための講義科目です。昆虫は、多様な戦略を駆使して環境変動を克服、適応して、現在の地球上で繁栄している。本講義では昆虫の様々な最新の知見を解説し、昆虫と植物、昆虫と動物、昆虫と生態系などの関係を生物制御科学の観点から考察していく。本年度は昆虫の遺伝生理と発生生理について、カイコを中心に講義を行う。カイコは絹糸を得るために数千年間、人間に飼育され続けてきた。カイコは野外では生息できないまでに改良された鱗翅目昆虫である。そのため、飼育時にカイコは逃亡することなく、飼育が容易で、実験動物・研究材料として重要な位置を占めるようになり、ゲノムが解読されている。世界に冠たる日本のカイコの研究の中から発生・遺伝学分野の研究を紹介し、その内を理解することで科学的知識と生物学的興味の深化を目指す。 |
到達基準 |
昆虫の生殖と発生について学ぶ。特に胚発生や性分化について、哺乳類と昆虫では大きく異なっていることを理解する。 |
授業内容 |
1. 授業内容の説明:昆虫を用いた遺伝学および発生学 2. 昆虫の生殖:性の決定と単性生殖 3. 昆虫の胚発生:初期発生と形態形成 |
履修条件・関連項目 |
授業時間7.5時間とレポート等作成にかかる時間に加え、配布した講義資料や「昆虫の発生生物学/東京大学出版」「昆虫の発生学入門/東京大学出版」「カイコの実験単/NTS」などの参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと |
テキスト・教科書 |
「昆虫の発生生物学/東京大学出版」「昆虫の発生学入門/東京大学出版」「カイコの実験単/NTS」「Developmental Biology/S.F.Gilbert/SINAUER」 |
参考書 |
Developmental Biology/S.F.Gilbert/SINAUER 講義中に情報提供します。 |
成績評価の方法 |
レポートの評価をもって成績とする。 |
教員から一言 |
昆虫、特にカイコの生理について、遺伝学および発生学の観点から解説します。カイコになじみがない,あるいは専門分野が異なる学生にも理解して興味をもてるように話すつもりです。 |
キーワード |
1.昆虫、2.生殖、3.性決定、4.単性生殖、5.胚発生 |
オフィスアワー |
オフィスアワーは、木曜日12時から13時まで研究室2-311Bに来て質問してください。メールでの質問も受け付けます。ty.kaiko@cc.tuat.ac.jpまで連絡下さい。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2020/09/07 16:49:45 |