科目名[英文名]
生物活性物質化学特論   [Advanced Bioactive Material Chemistry]
区分   選択必修   単位数 0.5 
対象学科等   対象年次   開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 96223
責任教員 [ローマ字表記]
中村 彰宏(茨)   []
所属 連合農学研究科 研究室   メールアドレス

概要
・ 11月13日(金)10:00〜 オンライン授業
・ 農産物はそのまま或いは喫食可能な状態に加工され食品として提供される。食品は、安全・安心の思想から衛生的に製造され、一定の価格と品質で消費者に提供されなければならない。本講義では生物活性として食品の加工と品質に関わる物性機能に注目し、物性機能素材が様々な食品に果たす役割について学ぶ。
・ 本科目は、農学における最先端の知識・技術を学ぶことにより、応用生命科学分野における高度な専門能力を身につけるための講義科目である。
・ 授業は少人数による講義形式で行う。身近な加工食品を例示し、食品添加物等として利用される物性機能素材の役割と機能性について理解を深める。
到達基準
・ レポートにより成績を評価する。身近な食品とその加工や品質に関わる生物活性物質の機能性に関する問いにより、理解度を評価する。
・ 様々な農産資源に含まれる活性物質、特に食品の加工性と品質に関与する物性機能を有する物質について、その役割と機能性を説明することができる。さらに、これら活性物質の特性を利用し、加工食品の設計ができるようになる。
・ 本講義は応用生命科学専攻のディプロマポリシー①と④に対応する。詳細は、履修案内のカリキュラムマップを参照にすること。
授業内容
本講義は集中講義で実施するが、下記の内容を取り上げる。
1) コロイドとハイドロコロイド:食品の品質に関わる多糖類の機能性
2) 乳化食品と乳化剤:乳化剤(界面活性剤)の機能評価、油脂と乳化剤の機能性
3) 乳加工食品:乳加工食品の品質に関わる蛋白質の状態変化と多糖類の機能性
  尚、授業の進捗状況に応じて、授業内容を修正する可能性がある。
履修条件・関連項目
授業時間7.5時間とレポート作成にかかる時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習並びに復習を行うこと。
テキスト・教科書
授業はパワーポイントで行い、配布資料を用意する
参考書
食品多糖類, 国崎直道, 佐野 征男 著, 幸書房(ISBN-10: 4782101945)
成績評価の方法
授業参加態度(30%):授業の振り返りのため、質疑応答を行う。
課題レポート(70%):身近な食品とその加工や品質に関わる生物活性物質の機能性に関する問いにより、理解度を評価する。
教員から一言
農作物に含まれる生物活性物質は、食品の品質保持や品質向上を目的に利用されていることを学んで下さい。
キーワード
オフィスアワー
質問等はオフィスアワー(水曜日11:50〜12:30)と講義終了時に受け付けます。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2020/08/28 10:15:43