科目名[英文名] | |||||
共生社会システム学特論 [Advanced Symbiotic Social System] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 96511 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
澤 佳成 [SAWA Yoshinari] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
・令和2年6月5日(金)10:00〜 東京農工大学連合農学研究科棟 4階 第二会議室 → 後期開講へ変更となる可能性あり。決定次第更新して案内。 持続可能な共生社会を実現するには、環境破壊によって阻害される人間と自然との共生関係だけではなく、環境破壊をもたらす人間と人間との間の疎外された関係にも目を向ける必要があります。たとえば、食糧自給率が極端に低い日本の食は、食糧輸出元の海外の人びとの生活に大きな影響を与えています。3・11福島第一原発事故は、エネルギー生産における都市と地方とのいびつな関係がある現実を白日の下にさらしました。共生社会を構想するには、このように環境破壊をうみ出すローカルおよびグローバルな次元で、社会的かつ経済的構造にも目を向ける必要があるのです。そこで、本授業ではまず、共生を阻害するそうした構造的な問題の所在を、人間が生きる上で必須の食とエネルギーの視点から確認します。そのうえで、共生社会の構想にとって示唆的な思想と実践を紹介します。 ・授業形態 オンライン授業の可能性あり |
到達基準 |
1.共生理念の基本的視座を理解する。 2.人間の破壊と自然の破壊との同根性を理解する。 3.自分なりの共生社会を提示することができる。 |
授業内容 |
1)共生を阻害するグローバルな構造的問題――食の観点から 2)都市と地方との共生――エネルギー生産の問題から考える 3)住民参加型の共生社会の構想 ※授業の進行状況に応じて、授業内容を修正する可能性がある |
履修条件・関連項目 |
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと |
テキスト・教科書 |
指定しません。講義の際、レジュメと資料を配布します。 |
参考書 |
講義の際、関連する文献や資料を紹介します。 |
成績評価の方法 |
コメントペーパーの内容・授業での応答への参加度等の平常点(40点)、レポート(60点) |
教員から一言 |
キーワード |
共生社会、民主主義、ガバナンス、環境哲学 |
オフィスアワー |
水曜日10時半〜12時 E-mail: sawa0116@ cc.tuat.ac.jp |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
http://web.tuat.ac.jp/~envirothought-hp/index.html |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2020/04/16 14:57:36 |