科目名[英文名]
資源材料力学   [Material Mechanics for Natural Resources]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01en2012
責任教員 [ローマ字表記]
佐藤 敬一   [SATO Keiichi]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
 環境資源科学科の物理・工学系の専門研究に必要な、材料力学、材料強度学などの内容で、この後の木質資源物理学や木質構造学の基礎となる講義です。。材料科学における学問体系。応力とひずみの種類とその関係、許容応力度の考え方、材料の引張・圧縮、はりの曲げの問題などの材料力学の基礎を学ぶ。
到達基準
応力、ひずみ、ヤング率、断面二次モーメント、たわみなどの材料力学および構造力学の基礎概念が理解でき、計算の手法が活用できる。
数学の応用や数値の扱いなど物理系および工学系の基礎を活用できる。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
教科書に沿って、以下の内容を行う。
第1回 材料科学における学問体系、材料力学と構造力学の必要性(第1回)
第2回 各種応力とひずみ 弾性係数と剛性係数
第3回 応力-ひずみ曲線と材料強度(3回)
第4回 棒の引張と圧縮
第5回 はりのせん断力と曲げモーメント
第6回 静定と不静定問題
第7回 集中荷重のせん断応力図と曲げモーメント図
第8回 等分布荷重のせん断応力図と曲げモーメント図
第9回 はりの断面形状と断面2次モーメント
第10回 断面2次モーメントの計算
第11回 曲げの応力分布
第12回 はりの変形とたわみ
第13回 はりのたわみの計算(片持ちはり)
第14回 はりのたわみの計算(両端支持はり、集中荷重)
第15回 はりのたわみの計算(両端支持はり、等分布荷重)
期末試験

履修条件・関連項目
履修条件:物理学・物理学実験を履修していること。
テキストを読んで予習すると、毎回の授業が理解しやすい。
前回授業内容を小テストで問うので、毎回復習すること。
授業時間30時間に加え、本学の標準時間に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
電子書籍として購入できるので、第1回の授業で教科書についてお知らせします。
森北出版 「はじめての材料力学」小山 信次、鈴木 幸三 (著)
その他、随時、資料を配付します。
参考書
成績評価の方法
授業中に毎回小テストを行います。
小テストの成績(50%)と期末試験の成績(50%)で評価します。
教員から一言
毎回出席していないと授業についてゆくのが困難になります。
数学的な式の変形についてゆけない場合は復習をしっかりして下さい。
キーワード
材料力学,材料強度
オフィスアワー
授業終了後の1時間をオフィスアワーとします。場所は1号館3階317室。その他でも対応しますので、メール keisato@cc.tuat.ac.jp または 電話042-367-5720に連絡下さい。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/02/16 10:50:01