科目名[英文名]
農学基礎ゼミ   [Basic Seminar of Agricultural Science]
区分 教養科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01fy100241
責任教員 [ローマ字表記]
渡辺 元   [WATANABE Gen]
所属 農学部 研究室 獣医生理学  メールアドレス

概要
知の開拓と自主的な学びへの意識の醸成を目的とした大学導入科目と位置付け、内容に応じて学部、学科、少人数ゼミのクラスなど、様々な授業形態をとります。本科目は、2部から構成されます。

第一部:全学共通プログラム
大学を知り、大学でいかに学ぶかを考えます。本学の理念・歴史と共に、研究活動に関する理解を深め、学びへの意欲を増進すると共に、大学生活をデザインする意義を理解することを目的としています。

第二部:学部独自プログラム
担当する教員が用意した特定のテーマについて少人数で行うゼミ形式の授業です。大学入学までの教育で学んできた主として受動的な知識の蓄積型学習方法から脱却し、大学において自らが問題意識をもち、自主的に勉学する方法を身につけるとともに、その中で文章読解力、作成力、表現力やコミュニケーション能力の育成も目指していきます。
また、学科を越えた農学部教員と交流しながら、大学生としての自覚や人格の形成、さらに社会人として活躍するうえでの基本的なマナーなどについても学ぶことを期待します。
到達基準
概要
知の開拓と自主的な学びへの意識の醸成を目的とした大学導入科目と位置付け、内容に応じて学部、学科、少人数ゼミのクラスなど、様々な授業形態をとります。本科目は、2部から構成されます。

第一部:全学共通プログラム
大学を知り、大学でいかに学ぶかを考えます。本学の理念・歴史と共に、研究活動に関する理解を深め、学びへの意欲を増進すると共に、大学生活をデザインする意義を理解することを目的としています。

第二部:学部独自プログラム
自らが問題意識をもち、自主的に勉学する方法が身についたか。パワーポイントなどのソフトウエアを用いて他の学生(聴衆)の興味を引くプレゼンテーションにまとめるスキルを身につける事を目標とする。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
(農学部の場合)本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。
URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第一部:全学共通プログラム
第1回 大学を知る(I)
    大学の歴史の概略。学長、農学部長、工学部長の講話:「農工大で挑戦してほしいこと」など
第2回 大学を知る(II)
    学科長の講話:学科紹介
第3回 大学で学ぶ
    (講義1)アイデンティティの確立と学生生活について:青年期のこころの発達。
    (講義2)高校と大学での学びの違い。将来を見据えて長期的かつ計画的に授業履修や留学などを考え、大学生活を俯瞰的に設計することについて。
第4回 本学の社会的取り組み
    (講義1)エネルギー教育地球温暖化と温室効果ガス排出。CO2排出削減を目指す本学の取り組み。
    (講義2)プラスチック廃棄削減に向けた本学の取り組み「プラスチック削減5Rキャンパス」。
         次世代人材育成を目指した課題解決策を導く教育・研究活動。
    (講義3)新型コロナウイルス感染症 本学「未来疫学(R)」からの挑戦。
第5回 研究倫理
     研究者の行動規範と研究不正について概説する。引用、盗用、剽窃について考える。

第二部:学部独自プログラム
動物介在教育
 多くの小学校では、情操教育や理科教育に使用する目的でウサギやニワトリ、ハムスターなどが飼育されています。しかしながら動物に対する理解が不十分で、必ずしも適正な状態で飼われておらず、また、教材として不適切な動物種が飼育されている場合も見受けられます。本ゼミでは、1)自分が小学生の頃に学校で飼育していた動物について、何を、何のために、誰が飼育していたかを発表します。2)自分の体験や資料を基に、小学校で動物を飼育する際にどのような点に注意すべきかを考え、調査項目を設定します。3)近隣の小学校を訪問して、動物飼育の実態を調査します。4)調査結果を解析して問題点を明らかにし、改善するにはどうしたらよいかを考えます。5)小学校の子供達や先生との話し合いを通じて、改善策を実践するところまで行いたいと考えています。
履修条件・関連項目
全学共通プログラム:授業時間10時間に加え、本学の標準時間数に準ずる学習時間を使って授業内容を振り返り、今後の大学生活の設計や履修計画をたてること。
学部独自プログラム:自学科のゼミは履修できません。
テキスト・教科書
全学共通プログラム: 必要に応じて授業内で資料や教材を配布します。
学部独自プログラム:必要に応じて授業内で資料や教材を配布します。各自で関連する資料(成書)を図書館などで自ら探し出してください。
本ゼミには、自分のPCを持参してください(特に第12〜15回ではPCが必須です:パワーポイントは本学が契約しているものをインストール可能です)。
参考書
全学共通プログラム: 
・アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門 (慶應義塾大学出版会) 佐藤望(編著)、湯川武、横山千晶、近藤明彦
・思考を鍛える大学の学び入門ー論理的な考え方・書き方からキャリアデザインまで(慶應義塾大学出版会)井下千以子

学部独自プログラム: 必要に応じて紹介します。
成績評価の方法
全学共通プログラム(25%分):毎回提示される記述の課題を総合的に判断します。
学部独自プログラム(75%分):発表内容や受講状況などを総合的に評価します。(成績評価を受けるためにはゼミの出席率が70%以上であること。
が必要です。)
教員から一言
前向きに取り組んでください。
人と動物のより良い関係のために。
キーワード
全学共通プログラム: 問いを立てる 自律学習 ・ 学部独自プログラム:学校飼育動物、動物介在活動、動物介在療法
オフィスアワー
全学共通プログラム:各担当教員から授業内に案内があります。 学部独自プログラム:事前にメールで連絡しアポイントを取ること(gen@cc.tuat.ac.jp)。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/02/18 13:29:51