科目名[英文名]
土質力学   [Soil Mechanics]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01rn2040
責任教員 [ローマ字表記]
斎藤 広隆, 向後 雄二   [SAITO Hirotaka]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
土質力学では,地震や豪雨などの防災,各種土構造物や構造物の基礎の設計に必要となる土の力学的特性について,基本的な考え方,理論的な背景,応用を含めた知識の習得のための講義を行います。
到達基準
土の力学的特性について,その基礎について理解できる。これらの講義は,地盤工学の基礎となります。

本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第1回 オリエンテーションと土とその基本的性質(1)
  講義内容の概観と目的を明確にします。また,土の概要について講義します。
第2回 土とその基本的性質(2)
  ①土の生成と種類,②土の基本的物理特性,について学びます。
第3回 土とその基本的性質(3)
  土の分類,について学びます。
第4回 土とその基本的性質(4)
  ①土の締固め特性,②地盤調査について学びます。
第5回 土の浸透特性(1)
  ①Darcy(ダルシー)則,②透水係数等について学びます。
第6回 土の浸透特性(2)
  ①飽和土中の水の流れ,②拘束流と非拘束流について学習します。
第7回 土の浸透特性(3)
① 等ポテンシャル線と流線,②流線網,③非拘束地下水流れ,について学習します。
第8回 土の浸透特性(4)
  ①井戸の定常問題,②浸透破壊(パイピング,クイックサンド)とフィルター,について学習します。
第9回 弾性地盤内の応力と変形(1)
  ①応力とひずみ,②力の釣合い式,等について学びます。
第10回 弾性地盤内の応力と変形(2)
  ①様々な荷重による地盤内応力の増加,②応力球根,等について学びます。
第11回 土の圧密(1)
  ①圧密挙動の概要,②全応力,間隙水圧と有効応力,③圧密現象のモデル化について学習します。
第12回 土の圧密(2)
  圧密諸特性,等について学習します。
第13回 土の圧密(3)
  一元圧密理論とその解法,について学習します。
第14回 土の圧密(4)
  ①圧密試験,②圧密沈下量の予測,等について学びます。
第15回 期末試験
履修条件・関連項目
本学の標準時間数に準ずる予習,復習を行うこと。
テキスト・教科書
松岡 元,土質力学,森北出版
参考書
石原研而,土質力学,丸善
成績評価の方法
期末試験(50%),宿題(50%)
教員から一言
この講義を通して,土の力学的特性に関心をもってください。
キーワード
土中浸透,圧密,応力,変形,弾性挙動
オフィスアワー
備考1
新型コロナウイルス感染拡大の影響によるシラバスの変更については、本科目のクラスルームで確認してください。
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/03/19 9:57:04