科目名[英文名] | |||||
地域社会システム調査実習 [Practice on Eco-social Investigation] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01rn2088 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
朝岡 幸彦, 榎本 弘行, 竹本 太郎, 澤 佳成, 大倉 茂, 秦 範子 [ASAOKA Yukihiko, ENOMOTO Hiroyuki, TAKEMOTO Taro, SAWA Yoshinari, OHKURA Shigeru, HATA Noriko] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
持続可能な社会を実現するためには、人々が暮らし・働く地域社会そのものが持続可能でなければならない。急激な開発や過疎化・過密化によって多くの地域社会が、そのコミュニティとしての機能を失いつつある。この授業では、持続可能な地域社会を実現するために何が求められているのかを、社会調査の実習を通して学ぶ。 2021年度の調査(聞き書き)テーマを「遠山郷と新型コロナ(COVID-19)」としてはどうかと考えています。これまで遠山郷の「失われつつある記憶」をできるだけ発掘し、聞き取り、記録して地元に返すことを意識してきましたが、100年に一度と言われるこの新型コロナ感染症(COVID-19)を遠山郷のみなさんがどのように捉え、どう向き合ってきたのか、各種資料の収集・分析とともにインタビューすることも大切ではないかと思います。 |
到達基準 |
長野県飯田市遠山郷(上村、南信濃)という特定の地域における地域調査(機関調査・面接調査・参与観察・ワークショップなど)を通して社会調査の基本的な手法を身につけるとともに、地域の課題に取り組む住民や行政の姿が理解できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
今年度の地域社会システム調査実習は、長野県飯田市遠山郷(上村、南信濃)をフィールドとする。 (Ⅰ)調査計画をつくろう (1)調査課題の整理、班分け(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)=6/9 (2)調査計画をつくる①(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)=6/16 (3)調査計画をつくる②(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)=6/23 (4)調査計画をつくる③(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)=6/30 (Ⅱ)調査表をつくろう (5)調査票をつくる①(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)=7/7 (6)調査票をつくる②(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)=7/14 (Ⅲ)直前準備 (7)調査準備の確認(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)=7/21 調査行程確認、その後、調査票印刷 【本調査】本調査(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉・土屋)(8/3~9の間の3日間。3グループ交代。現地と調整。) 【調査現地報告】報告書配布を行う。 |
履修条件・関連項目 |
地域社会調査法 必要な学習時間数は、本学の標準時間数に準ずる。 |
テキスト・教科書 |
水谷哲也・朝岡幸彦編著『感染症と教育』(2021年5月刊行予定) |
参考書 |
日本文化人類学会監修『フィールドワーカーズ・ハンドブック』 S・B・メリアム『質的調査法』 和田信明・中田豊一『発展途上国の人々との話し方』(みずのわ出版) その他、授業中に紹介 |
成績評価の方法 |
調査票の作成及び調査準備への主体的な関わり方(50%)、調査報告書・ポスター(50%)によって評価する。 |
教員から一言 |
住民とともに活動し、学ぶことの楽しさを味わってください。 |
キーワード |
地域社会調査、コミュニティ、農山村振興、質的調査法、参与観察 |
オフィスアワー |
随時(メールで予約)。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2021/03/31 16:28:57 |