科目名[英文名]
比較行動学   [Ethology]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01rn3050
責任教員 [ローマ字表記]
幡地 祐哉, 鈴木 馨   [HATAJI Yuuya, SUZUKI Kaoru]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
比較行動学とは、動物の行動を観察することにより、行動の機能を探る学問です。本講義では、比較認知科学の観点から、動物の行動調整の背後にある認知処理について解説します。様々な動物種を比較することで、認知機能がどのような環境的・系統発生的制約の元で進化してきたか考えていきます。
※本科目は地域生態システム学科の専門科目に含まれます。
到達基準
動物の行動を分析する方法を、また行動の背後にある心的過程を理解している。
様々な動物におけるこころの多様性を、系統発生と適応の観点から説明できる。
他の動物と比較することで、ヒトの心的特性を相対的に捉えることができる。


本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
 動物の基本的な心的機能とそれに関する動物研究を紹介します。より高次とされる心的機能に関しては後半の「比較心理学」で紹介します。

第1回:ガイダンス;比較行動学実験、実習の説明を行います。(1回目のみ鈴木馨先生)
第2回:学習(1)古典的条件付け;配布資料及び関連書籍による復習を求めます。
第3回:学習(2)オペラント条件付け;配布資料及び関連書籍による復習を求めます。
第4回:感覚・知覚(1);配布資料及び関連書籍による復習を求めます。
第5回:感覚・知覚(2);配布資料及び関連書籍による復習を求めます。
第6回:注意;配布資料及び関連書籍による復習を求めます。
第7回:記憶;配布資料及び関連書籍による復習を求めます。
第8回:総括・試験;事前学習として、第1~7回の講義内容の復習を求めます。
履修条件・関連項目
「比較心理学」と併せて受講することが望ましい。
※本学の標準時間数に準ずる予習と 復習を行うこと。
テキスト・教科書
Google Classroomに授業資料を掲示します。
参考書
授業内で紹介します。
成績評価の方法
試験にて評価します。
教員から一言
キーワード
比較行動学、比較認知科学、ヒトと動物の心理学的研究
オフィスアワー
yuya.hataji@gmail.comまでメールしてください。
備考1
備考2
参照ホームページ
http://www.tuat.ac.jp/~hikaku/index.html
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/03/24 12:23:54