科目名[英文名]
環境教育学   [Environmental Education]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01rn3065
責任教員 [ローマ字表記]
朝岡 幸彦   [ASAOKA Yukihiko]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
今期のテーマは「厄災の教育学(記憶の教育学)」です。持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development/ESD)の重要性が、2002年の持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルク・サミット)で確認され、国連・持続可能な開発のための教育の10年(DESD/2005〜2014年)と持続可能な開発目標(SDGs/〜2030年)が各国で取り組まれています。この授業は東日本大震災後の環境教育・ESD・SDGsの背景と基本枠を確認したうえで、講座づくりを行いながら「いま求められる環境教育」について考えます。
到達基準
持続可能な開発のための教育(ESD)・持続可能な開発目標(SDGs)とエネルギー環境教育を手がかりとして、人類が進めてきた開発・発展・発達をどのように考えるべきなのか、環境と教育に関するオリジナルな見識を持つことができる。
本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
(1)厄災の教育学ー東日本大震災・新型コロナと環境教育・ESD・SDGs
(2)社会教育・生涯学習の講座とは何か
(3)講座のつくりかた①作成
(4)講座のつくりかた②運営
(5)講座のつくりかた③広報・宣伝
(6)学校一斉休校は正しかったのか?ーCOVID-19と教育①
(7)学校と教育委員会ーCOVID-19と教育②
(8)公民館・社会教育施設ーCOVID-19と教育③
(9)図書館ーCOVID-19と教育④
(10)博物館・美術館・動物園・水族館ーCOVID-19と教育⑤
(11)屋外教育施設・自然学校ーCOVID-19と教育⑥
(12)学校・教育機関における防疫・対応指針ーCOVID-19と教育⑦
(13)私たちは感染症にどう向き合うのかーCOVID-19と教育⑧
(14)講座のつくりかた④評価
(15)振り返りとまとめ。
参加型学習を体験するために、随時、テキストを使います。
履修条件・関連項目
この授業ではGoogle classroomを利用する。予習・復習を行うための情報は、Google classroomで提示する。必要な学習時間は、本学の標準時間数に準ずる。
テキスト・教科書
水谷哲也・朝岡幸彦編著『感染症と教育』筑波書房 2021 年(5 月刊行)
参考書
参考文献を授業中に紹介します。
成績評価の方法
毎時間、テキストもしくは授業から簡単な課題(100%)を出す。各課題の配点は、100点を課題数で割り、未提出課題は0点とする。
教員から一言
アクティブ・ラーニングを楽しみながら新しい領域について一緒に考えてみてください。
キーワード
持続可能な開発、エネルギー環境教育、参加型学習、東日本大震災
オフィスアワー
随時(メールで予約してください)。
備考1
備考2
参照ホームページ
https://sites.google.com/site/fuchudo/home
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/02/01 15:36:58