科目名[英文名]
国際農林開発論   [International Development on Agriculture and Forestry]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01rn3082
責任教員 [ローマ字表記]
及川 洋征   [OIKAWA Yosei]
所属 農学府 研究室 2N-403  メールアドレス

概要
開発途上地域、特に東南アジアの事例を中心に、森林・農業開発の変遷とそれに伴う生態・社会環境の変容について学ぶ。国家レベルから草の根事業までの幅広い農林開発の取り組みについて学び、日本国内の地域課題を視野に入れつつ国際的な農林開発のさまざまな可能性について考察する。
到達基準
開発途上地域の森林・農業開発の変遷とそれに伴う生態・社会環境の変容について複眼的に理解し、国家間から草の根までの幅広い取り組みについて考察できるようになる。

ディプロマ・ポリシー上の観点については、本学HP(三つのポリシー)
のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第1回:ガイダンス:途上地域における農林業開発の受益者は誰か?
第2回:開発フィールドワークの方法論
第3回:熱帯林の開発と保全・再生
第4回:伝統農業とその変容
第5回:プランテーション開発の歴史と現在
第6回:緑の革命とその後の環境保全型農林業の取り組み
第7回:草の根の国際農林業協力:NGO、地方自治体、大学
第8回:日本へのフィードバックについて考える(学生による課題発表)
履修条件・関連項目
本学の標準時間数15時間に準ずる予習・復習を要する。講義をもとに自主的に関連資料を読み、授業時間内における質疑・リアクションペーパーや期末レポート課題に反映させることが望ましい。
テキスト・教科書
特に使用しない。
参考書
江原宏・樋口浩和編 (2019) 熱帯農学概論. 培風館
成績評価の方法
リアクションペーパー(40%)から講義内容の理解度を、また課題発表レポート(60%)から自身の関心・問題意識に基づく関連課題の設定・学習・考察の取り組みを総合的に評価する。
教員から一言
英語による国際農学/AIMS科目「Theory and practices of sustainable agriculture」を山田祐彰先生と3学期水曜5限に担当します。興味のある方はそちらのシラバスもご確認ください。
キーワード
国際開発、熱帯農業、熱帯林、伝統農業、国際協力、地域活性化
オフィスアワー
14:00-17:00 (メールによる事前アポをお願いします。)
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/03/03 15:47:56