科目名[英文名]
動物と人間の行動   [Animal and Human Behavior]
区分 教養科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等 生物生産学科, 応用生物科学科, 環境資源科学科, 地域生態システム学科  対象年次 3  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01sg3007
責任教員 [ローマ字表記]
佐藤 俊幸, 小山 哲史   [SATO Toshiyuki, KOYAMA Satoshi]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
【概要】なぜ、どのようにして、動物や人間がそういう行動をとるのか、行動の適応的意義(究極要因)とメカニズム(至近要因)について進化的観点から解説します。専門科目の基礎になる科目です。
到達基準
【目標】性選択、血縁選択、そして包括適応度の概念を理解しでき、人間を含め動物がなぜそのような行動をとるのか、深く洞察できる。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
【第1回】イントロダクション:行動学とは?
【第2回】生存と行動:最適採餌戦略
【第3回】生存と行動:防衛戦略
【第4回】繁殖と行動(1):動物の繁殖戦略
【第5回】繁殖と行動(2):雌雄の軋轢
【第6回】繁殖と行動(3):性選択
【第7回】動物の社会行動(1):協力行動、進化的に安定な戦略
【第8回】動物の社会行動(2):互恵的利他行動
【第9回】動物の社会行動(3):包括適応度と血縁選択
【第10回】人間の行動(1):直立二足歩行の進化
【第11回】人間の行動(2):社会的的知能仮設
【第12回】人間の行動(3):協力行動の進化
【第13回】人間の行動(4):雌雄の繁殖戦略の違い
【第14回】人間の行動(5):人間はどこへ行くのか?
【第15回】全体の総括、試験と解答
履修条件・関連項目
履修条件は特にありません。関連項目は生物学、進化学、生理学。授業時間30時間に加え、教科書、参考書、配布資料を参照し、本学の標準時間数に準ずる60時間の予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
講義テキスト、スライド等はclassroomeでダウンロードし、各自用意する。クラス コード 6ahra4y
参考書
「行動生物学」、小原嘉明 著、培風館
「動物の社会:社会生物学・行動生態学入門(改訂版)」、伊藤 嘉昭 著、東海大学出版会
成績評価の方法
3分の2以上の出席が必須(遅刻厳禁)。出席カードにその日の講義内容に関する簡単な質問への回答を記入してもらい、平常点を与える。最終日に試験と解答を実施(自己採点可能)。平常点30点と試験点70点を足して、100点満点で評価する。60点以上を合格とする。
教員から一言
新しい見方、考え方によって違った世界が見えてくる科学のおもしろさを味わい、学びとってほしい。
キーワード
包括適応度、性選択、血縁選択、社会行動
オフィスアワー
昼休み、夕方(アポを取る方が確実): 佐藤俊幸 tsatoh@cc.tuat.ac.jp; 小山哲史 skoyama@cc.tuat.ac.jp)
備考1
【新型コロナウイルス感染拡大の影響によるシラバスの変更については、本科目のクラスルームで確認してください。】動物と人間の行動 クラス コード bvcwa4x
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/10/21 12:19:54